キアヌ・リーヴスが、脚本家マーティ・ノクソンの監督デビュー作となる映画『To the Bone(原題)』にリリー・コリンズの相手役として出演することが決まった。同作は、ノクソン自らが経験した拒食症を題材としたダーク・コメディである。
モッキングバード・ピクチャーズのジュリー・リンとボニー・カーティスが、カリナ・ミラーと共にプロデュースを手掛ける。ミラーは自身の製作会社スパークハウス・メディアを通じてファイナンスも担当する。ミラーは彼女の夫と投資家のタラール・アル・アラバールと共に、スパークハウス・メディアを率いている。
『To the Bone(原題)』は彼らが手掛ける最初の作品であり、3月末からロサンゼルスで撮影が開始される予定だ。
リーブスは型破りなスタイルでウィリアム・ベッカム医師の役を演じ、自分の人生をかけてコリンズ演じる役の病状の改善を後押しする。
リーブスについてノクソンは、「キアヌは優しさはもちろんのこと、寛大さと知性を持った人です。それが、彼にこの役を演じてもらいたいと思った理由です。彼が『To the Bone (原題)』への出演を承諾してくれ、作品に命を吹き込む手助けをしてくれることに、とても興奮しています」と、語った。
本誌ヴァラエティは3月15日号の独占記事で、ノクソンが自身の脚本で『To the Bone(原題)』を監督することを報じた。
ノクソンは『MAD MEN マッドメン』や『バフィー~恋する十字架~』、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』、『プライベート・プラクティス:LA診療所』を含む幅広いテレビシリーズのプロデュースや脚本を手掛け、自身のキャリアを積み重ねてきた。彼女はCBSの医療ドラマ『Code Black(原題)』のエグゼクティブ・プロデューサーとして働くと共に、米ケーブルテレビ局Bravo(ブラボー)の『Girlfriends’ Guide to Divorce(原題)』と、米Lifetime(ライフタイム)の『UnReal(原題)』でプロデュースと脚本を手掛けている。
リーブスは最近、映画『ジョン・ウィック』続編の撮影を終え、映画『砂上の法廷』、映画『The Neon Demon(原題)』、映画『The Bad Batch(原題)』のポストプロダクションを行っている。
リーヴスはCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)と、ノクソンはWME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、ハンセン・ヤコブセンと代理人契約を結んでいる。