gachi022_R-500x375.jpg

最強なラインナップでお届けする『大つけ麺博プレゼンツ 最強ラーメンFes,』ですが、あえて言おう!

「自分、油そば好きっす!」

そもそもが生来のキャットタンである筆者に、熱々のラーメンとか無理があります。

というわけで、日本全国の猫舌な人達に”油そば”の美味しさを啓蒙する活動を、さりげなく『最強ラーメンFes,』に便乗して行おうと思った次第です。

『油そば専門店GACHI』

gachi001_R-500x375.jpg

つけ麺やラーメンに留まらず、何気に“油そば”みたいな混ぜそば系も充実している『最強ラーメンFes,』で御座います。

どうしてもラーメンにおける要である“スープ”が無い分だけ、上から目線で見下されることの多い油そばですが、ぶっちゃけ油そばって美味しいんですよね。

他にもネーミングが“油そば”みたいな油先行タイトルなので、どうしても女子層や意識高い系の票が得られないみたいな、生まれながらの悲哀が足を引っ張りメジャー化されてない昨今の風潮は否めません。

『イベリコ豚の油そば(味玉のせ)』をアピールする!!!

gachi002_R-500x375.jpg

そんな宿命を背負った油そば専門店となると、絶大なハンデを背負った感がジワジワ来ますが、あえて言おう!

「イベリコ豚、舐めんなよ!!」

gachi004_R-500x375.jpg

通常、油そばと言うとビジュアルが地味、ぶっちゃけ昭和初期の女優みたいな感じで、見る人が見れば雅なのですが昨今の若者のハートを掴むには至らない的な何かで御座います。

gachi005_R-500x375.jpg

しかし!

いかに“ゆとり世代”以降、さらには平成生まれのヤングでも世界の“イベリコ豚”にはグッと来るはずです。

gachi006_R-500x375.jpg

「イベリコ豚? 知らねぇwww」

とかいう人種は、今すぐマッハでググりやがれコノ野郎ってくらいの常識ですので、今すぐ検索して“イベリコ豚”様の偉大さと尊さを思い知って下さい。

gachi023_R-500x375.jpg

はい、というわけで地味な油そばにイベリコ豚様をインしたのが『イベリコ豚の油そば』で御座います。

とにかくビジュアルが地味な“油そば”ですが、やれば出来る子ってことが分かったと思います。

具材も盛り沢山だぞ『イベリコ豚の油そば』

gachi029_R-500x375.jpg

「イベリコ豚ヨシ!」

gachi028_R-500x375.jpg

「メンマ、ヨシ!」

gachi027_R-500x375.jpg

「カイワレ&海苔、ヨシ!」

gachi025_R-500x375.jpg

「味玉、ヨシ!」

gachi026_R-500x375.jpg

「ナルト、ヨシ!」

『イベリコ豚の油そば』状況、開始!!!

混ぜてからが本番である!

gachi031_R-500x375.jpg

しかし!

どんだけ小綺麗なグラフィックにまとめていても、それを崩してナンボの『イベリコ豚の油そば』なのです。

丼のそこから大きく返すようにして、混ぜまくって下さい。この時、麺を底から返さないと意味がないので頑張りましょう。

gachi034_R-500x375.jpg

あとはタイミングを見て食べます。

どこまで混ぜるかも味のひとつでして、ここら辺は食べる側のセンスや好みに委ねられています。

このフリーダムな感じが“油そば”の魅力でして、自分なりの油そばを個々にエンジョイするのが流儀で御座います。

結果、写真写りはイマイチになりましたが、美味しさで言えばグレードアップし、むしろココからが“油そば”の本気と言えるでしょうか?

麺を味わえ!!!

gachi032_R-500x375.jpg

スープを廃しタレと麺に特化した食べ物ですので、ラーメンなどよりも麺の重要性は高めになっています。

ん~……いいですねぇ。

この箸で持った時の重量感……満点で御座います。

希に麺が少ない”油そば”とか小一時間問い詰めたくなる筆者ですが、この『イベリコ豚の油そば』は麺量も多く、自家製太縮れ麺なので食べ応えがあります。

しかも『最強ラーメンFes,』の公式ホームページには

「打ちたて自家製太縮れ麺」

とあるので、もしかしたら打ち立てな可能性が大ですね。しかもパスタ用の小麦粉を配合と書いてあるので、いわゆる“デュラムセモリナ”も使っている可能性も否定出来ません。

比類無きイベリコ豚の旨さが凝縮されているだと?

gachi035_R-500x375.jpg

さらに!

低温調理で仕上げられたイベリコ豚の美味しさは特筆すべき案件で、これは油そばマニアであれば必食の一杯であると言っておきましょうか?

しまも“油そば”の油にはイベリコ豚の脂も使われているので、イベリコ豚感が半端ありません。ゆえに友達は

「これは重いわ……」

と言っていましたが、ソレが正解かと存じます。軽い油そばなど油そばにあらずってのは真理です。

濃い目のタレと麺をガッツリ頂くのが“油そば”ですので、食べる側にもそれなりの覚悟が必要なのです。

gachi036_R-500x375.jpg

食べ終わった丼には、何も残っていません。

この形こそ『イベリコ豚の油そば』の全てを語っているのではないでしょうか?

『イベリコ豚の油そば』 総評

gachi000_R-500x375.jpg

油そば大好きな筆者が太鼓判を押す一杯で御座います。

ベーシックな油そばのスタイルを継承しつつも、現代風にメイクされた『イベリコ豚の油そば』は21世紀の油そばのスタンダードと呼べる仕上がりですね。

特にブランドに敏感な意識高い系を“イベリコ豚”を使用することで、美味しさだけではなくブランド力で呼び寄せた功績は大きいと思います。

というわけで、是非みなさんも「油そばとはなんぞや?」と思ったら、この『油そば専門店GACHI』の『イベリコ豚の油そば』を食べてみて下さい。

油そばの全てが詰まったガチな一杯を食べれば、油そばの全てを悟る事が出来ますよ。

『最強ラーメンFes,』公式サイト
http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]

『最強ラーメンFes,』会場、『町田シバヒロ』地図

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1447877