非接触型モーションセンサーで手品のような操作感を実現した筐体ゲーム『マジシャンズデッド』の先行体験イベントが5月26日、Yodobashi-Akiba1階エントランスホールにて行われた。『マジシャンズデッド』は、“魔法使い”や“超能力者”のように、手をかざすことで攻撃をしたり、物を掴んで投げたりといったアクションを取ることが出来る、新感覚の対戦アクションゲーム。今回は、その独特な操作感を記者自ら体験してきたので、その様子をレポートしていく。
直感的なアクションが楽しい! 『マジシャンズデッド』の操作感
『マジシャンズデッド』は、左手で操作する専用グリップコントローラと、右手をかざすモーションセンサーが特徴的な筐体だ。プレイする時は、左手の専用グリップコントローラでキャラクターの移動に関するアクションを、右手の動作で主に攻撃を行うと覚えれば基本的には困らないだろう。キャラクターの移動は、親指でスティックを倒すというコンシューマーゲームに近い操作感。ボタンひとつでターゲットの切り替えや、ジャンプといったアクションを取れるので、移動に関して複雑な操作をしなくても遊ぶことができる。
そして続いては気になる右手の操作。モーションセンサーの上に右手をかざしてみると、ゲーム画面上にマーカーが現れた。そのまま上下左右、画面に向かって動かしてみるとストレス無く移動した先にマーカーが移動してくれる。色々動かして試してみたところ、画面から外れたり、モーションセンサーに近づきすぎたり、離れすぎたりすると認識されないようだ。が、ゲーム上そういう動作は必要ないので問題ない。それよりも、左手で持つコントローラがもはや杖のような感覚すら覚えるほど、右手の操作が癖になってくるのだ。
気になる右手の操作だが、今回プレイしたチュートリアルモードでは、まず親指をクイッと内側に曲げる動作と出会った。こうすることで魔法攻撃を放つことが出来る。画面に向かって手を動かしてマーカーの位置を的に合わせ、クイッ! クイッ! っと攻撃することができる。他にも、親指と人差し指以外を丸めると、連射攻撃を行うことが出来る。また、5本の指をギュッと丸めると物を掴み、パッと広げると掴んでいたものを投げる、といったアクションが行えるのも直感的。こういった動作の精度が高く、思った通りに動くのでなかなかに気持ちがいい。モーションセンサー以外にもボタンを押すタイプの攻撃手段があり、それが接近戦用の物理攻撃というのも面白い。魔法や超能力は手をかざし、蹴りなどの物理攻撃はボタンを押すという操作も直感的なわかりやすさを考慮してのものだろう。
『マジシャンズデッド』を開発した『バイキング』尾畑代表に開発のキッカケを尋ねた所「このゲームは『スターウォーズ』が大好きな僕がフォースを使って遊ぶゲームを作りたい、という思いで作りました」とコメント。魔法や超能力を思い通りに操りたい、と思っていた(あるいはいまでも思っている)方は多いのではないだろうか。今までにないタイプのゲームなので、最初は戸惑う部分もあるが、慣れてしまえば日常生活でも「親指をクイッ!」っとやってしまいたくなるほど癖になる操作性を秘めている。これから順次ロケテストが始まるので、気になる方は一度体験してみては。
■5月27日(金)~5月29日(日)
・Hey(東京都)
・namco梅田店(大阪府)
・名古屋レジャーランドささしま店(愛知県)
■6月3日(金)~6月5日(日)
・ラウンドワン横浜駅西口店(神奈川県)
・タイトーステーション 福岡天神店(福岡県)
・仙台レジャーランド一番町店(宮城県)
・セガ 池袋GiGO(東京都)
マジシャンズデッド
http://magiciansdead.jp/