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ニューヨーク市が進める世界最大・最速の公共無線LANプロジェクト『LinkNYC』のβテストが開始されました。
『LinkNYC』は、ニューヨーク市とメディア・企業からなる団体『CityBridge』が展開する無料Wi-Fi網。市の地下に専用の光ファイバーケーブルを張り巡らせ、今後8年間で7500もの端末を街角に設置し、誰もが無料で利用できる高速Wi-Fi通信を提供する計画です。
新たに設置される高さ2.9メートル(バスターミナルの看板と同じぐらいの大きさ)の端末は、半径45メートル以内で500人が同時に利用しても速度低下が少ない1Gbpsの高速回線に接続され、無料のインターネット電話や、各種モバイル機器の充電が可能なUSB端末も備えています。いわば“公衆電話2.0”。最終的には、半径120メートルをカバーする端末をおよそ45メートル間隔で街中に設置することで、市内のいたるところでこの無料Wi-Fi網につながることを目指しているのだとか。
今週始まったβテストを試した人たちからは、1GBのファイルをダウンロードするのにかかった時間がわずか45秒だったとか、pingが4msで上下300Mbps前後も速度が出ているという驚きの結果が報告されています。もう街角に机を持ち出して仕事したいレベル。対戦格闘とかFPSみたいな、ラグにシビアなオンラインゲームだって余裕です。観光立国を目指すというなら、日本でもぜひ、やりましょう!
A few LinkNYC hotspots went live this morning, this is what gigabit WiFi looks like on an iPhone. Glorious pic.twitter.com/7hY1sIcIQq— Devindra Hardawar (@Devindra) 2016, 1月 19
画像とソース:『Twitter』より引用
https://twitter.com/LinkNYC[リンク]
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