ロベルト・シュヴェンケ監督は、シリーズ最終章となるライオンズゲートの映画『ダイバージェント』4作目の監督を降板する。彼はシリーズ2作目と3作目を監督していた。
ライオンズゲートはシリーズ4作目となる映画『The Divergent Series:Ascendant(原題)』の全米劇場公開を2017年3月24日から同年6月9日に延期すると決め、その2か月後に監督降板が明らかとなった。同社は、春休みシーズンを映画『Power Rangers(原題)』のために空けている。
ウッドリー主演のシリーズ3作目となる映画『The Divergent Series:Allegiant(原題)』は、3月18日に米国で劇場公開される予定だ。それぞれ3月末に公開された1作目の映画『ダイバージェント』と2作目の映画『ダイバージェントNEO』は、全世界で6億ドル近い興行収入を記録した。
1作目の『ダイバージェント』を監督したニール・バーガー監督は、同作品が公開される前に2作目は監督しないことを決めた。
シュヴェンケ監督の降板について、ライオンズゲートからのコメントはない。製作に近い関係者が伝えるところによると、ロサンゼルスを拠点とする同監督は休息が必要だと感じていたようだ。
4作目の撮影は、この夏にアトランタで始まる。
2作目の終盤、ウッドリー演じるトリスは、彼女自身が世界滅亡後の地球を癒やすための実験の一部であることを知った。
ライオンズゲートは、シュヴェンケ監督とシリーズ4作目『Ascendant(原題)』を監督する契約を交わしていなかったが、ライオンズゲートは同監督ならできるだろうと理解して彼を選んでいた。
シュヴェンケ監督はライオンズゲートの映画『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』、映画『フライトプラン』、映画『きみがぼくを見つけた日』、映画『RED/レッド』の監督も務め、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。
このニュースは、デッドライン・ハリウッドが最初に記事にした。