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米人気コメディ動画サイトのファニー・オア・ダイ(FunnyOrDie)で、権力者から政治家に転身しニューハンプシャー州で行われた米大統領選の予備選挙において勝利をおさめたばかりの共和党のドナルド・トランプをジョニー・デップが演じる、1980年代を彷彿とさせる映画が公開された。

ファニー・オア・ダイによると、『The Art of the Deal(原題)』と名付けられたこの50分間の新しい映画は、ドナルド・トランプによる同名のベストセラー書籍を映画化したということだ。コメディ番組『ドランク・ヒストリー』を製作したジェレミー・コナーが監督を務め、風刺紙ジ・オニオンの編集長であったジョー・ラダッゾが脚本を手掛けた。ロン・ハワードが監督として映画の冒頭部分に登場する。

パットン・オズワルトがマーヴ・グリフィン役、ジャック・マクブレイヤーがトランプ・タワーの設計者であるデア・スカット役、アルフレッド・モリナが ジェリー・シュレーガー役、ヘンリー・ウィンクラーが元ニューヨーク市長のエド・コッチ役、ミカエラ・ワトキンスがイヴァナ・トランプ役、その他に、映画『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ、アンディ・リクター、スティーブン・マーチャント、アルフなど、80年代を象徴するスターが出演する。カントリー歌手のケニー・ロギンスが同作の主題歌を歌う。

同作のストーリーは、1988年にトランプが自身のベストセラーである『The Art of the Deal(原題)』をテレビ映画化して主演を務めるという設定だ。しかし、テレビ映画は決して放送されることはなかった。なぜなら、テレビ映画はフットボールゲームの放送に取って代わってしまい、これに激しく怒ったトランプはテレビ映画を公開することを断った、という内容だ。

予告映像はコチラから、フルバージョンは以下で見ることができる。

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