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なんとなくハンバーグ特集的な何かですが、ココで重大な発表があります。

「私、実はカレーよりもハヤシライスが好きで御座います」

あんだけカレー食べといて今更何言ってんだよ感は否めませんが、カレーとハヤシライスのどちらかを選べと言われたら、そこは川村ゆきえさんを選ぶ筆者で御座います。

ちなみに『CoCo壱番屋』ではハヤシライスしか食べない硬派(43歳独身)と言う個人情報もさらっと晒しておきましょう。

ほぼほぼ原宿にある『ぎっちょん』

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そして!

賢明な読者の方々であれば、すでにお察しかと存じますが、あえて言おう!

「交通費と時間を節約する為に2本3本撮りが当たり前!」(白眼)

で進行するのが筆者の常でして、せっかく相模原(ほぼ田舎)から原宿(奥原宿)まで来たのですから2件くらいは回らないとなのです。

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個人的には原宿カレー対決で『MOKUBAZA』と『みのりんご』を予定していたのですが、ちょっとカレー2食連チャンも飽きるかなと思い、なんとなく気分でハヤシライスにしてみました。

しかも!

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この『ぎっちょん』はハヤシライスにハンバーグをトッピング出来ると言う、神トッピングが可能との事……。

これは食べるしかありません。

『ハヤシライス Lサイズ』を食す!

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ココは贅沢にもLLサイズでハンバーグ2個乗せに走りたい衝動に駆られますが、いきなり最高峰のメニューを食べてしまうと、再訪した時の記事が弱くなる可能性があるので、セオリー通りにスタンダードな奴をオーダーします。

正直、筆者はかなり店を厳選しているので基本的に”ハズレ”は無いはずなのですが、逆に美味しい店は徹底的に掘り下げたい派なので、ひとつの店で2本は書くつもりでペース配分をしているのです。

という、どうでもいい諸事情はさておいて、美味しそうなハヤシライスの降臨で御座います。

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いいですね~!

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焼き目の香ばしそうなハンバーグとテリッテリのデミグラスソース、白米のコントラストが芸術的です。

『ぎっちょん』のハヤシライスが旨かった件

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もう写真を見れば一目瞭然なのですが、この『ぎっちょん』のハヤシライスはヤヴァイですね。

ちなみに『ぎっちょん』は1979年創業との事ですが、このハヤシライスを食べれば全て納得出来ますね。

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子供の頃に初めて食べたハヤシライスに超絶感動した経験のある筆者ですが、あの感動が蘇るレベルの美味しさです。

と、書いてみたものの21世紀生まれの人達の中には、もしかしたら”ハヤシライス”を食べた事が無い人も居る可能性が1%くらいあるので、とりあえずハヤシライスをサクっと説明すると

「デミグラスソースを御飯にかけた食べ物」

と思って頂ければ幸いで御座います。

ハンバーグもバッチリだ!

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ほぼ死語と化した感のある「バッチリだ!」に我ながらドン引きですが、まさにハンバーグらしいハンバーグと言う意味では正確な表現かと存じます。

しっかりと香ばしい焼き目の入ったハンバーグは、トッピングメニューとしてありがちな”適当なハンバーグ”と違い、それ単体でも十分に主役になるだけの美味しさがあります。

ハヤシライスと言うとカレーに比べて”トッピング系が弱い”みたいな具の寂しさは否定出来ませんが、ハンバーグを乗せると言う大胆なトッピングは、今までのハヤシライスのイメージを覆すくらいの衝撃です。

しかし!

冷静に考えてみればハンバーグのデミグラスソースが”ハヤシライス”の軸になっているので、そこにハンバーグを加えても味のバランスが狂う事はありません。

むしろ、三位一体的なトリニティ感こそ、逆にハヤシライスの原点なのではないかと思えてくるほどに、相性抜群な組み合わせで御座います。

勢いで福神漬けをONしてしまった件の是非

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そして!

これはカレーの呪いと言っても過言ではないというか、むしろ職業病かと思われますが、ついつい条件反射ってか無意識のうちに福神漬けを乗せてしまいました……。

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「ハヤシライスに福神漬けとは?」

結果、意外と悪くないというか、むしろ福神漬けがあっても美味しいじゃないみたいな、新しい発見がありました。

これは他の店でも普及させたい案件ですね。

スープではなく味噌汁なのもイイネ!

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スープではなくジャパニーズな味噌汁が付いて来るのも、個人的には高評価です。

デミグラスソースが主体のハヤシライスは、ある意味”ダシ”と言うか洋風スープの塊みたいな料理なので、逆に和風出汁の味噌汁の方が嬉しかったりします。

『ぎっちょん』 総評

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1979年から続く実力は伊達じゃないと、痛感させられた筆者で御座います。

久しぶりにハヤシライスを食べたのですが、やはりカレーばかりではなく、時にはハヤシライスの優しさも必要であると再確認した次第です。

お値段もリーズナブルで今回の『ハヤシライス Lサイズ』(ハンバーグ1個乗せ)でも950円でした。

原宿と言うとヤングな若者で埋められて、オッサン的には落ち着かない店が少なくありませんが、この『ぎっちょん』はオッサンにも優しい落ち着ける店なのも嬉しいですね。

今後も原宿で心がささくれた際には『ぎっちょん』で癒やされようと思った筆者で御座います。

それでは、是非みなさんも奥原宿の『ぎっちょん』で、美味しいハヤシライス&ハンバーグを食べてみて下さい。

『ぎっちょん』

住所:東京都渋谷区神宮前2-22-1 長谷川ビル1F

ランチタイム 12:00~14:00
ティー&ハヤシライスタイム 14:00~18:00
ナイトタイム 18:00~23:00

定休日:日曜祝日

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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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