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【福島はいま #2】小松理虔×東浩紀「浜通りから考える新しい公共性——原町無線塔展クロージングトーク」【2014/8/9 収録】

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【福島はいま #2】小松理虔×東浩紀「浜通りから考える新しい公共性——原町無線塔展クロージングトーク」【2014/8/9 収録】

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動画パックの説明 今回ゲンロンカフェにお呼びする小松理虔は、福島復興の最先端を行く重要人物だ。
小松は現在、福島のかまぼこ屋「貴千」で働く傍ら、いわき市で仲間とともにオルタナティブスペースUDOK.を運営している
tumblr:http://udokonahama.tumblr.com/
facebook:https://www.facebook.com/UDOK.alternativespace
共同出資による小さなカルチャースペースだ。
小松は、ゲンロン観光地化メルマガ(http://genron-tomonokai.com/mm/)に連載されている「浜通り通信」で、このudok.を始め、あまり全国には知られていない、しかし浜通り地域で脈々と培われている「スクウォッティング」的な場作りを紹介している。
福島県の浜通り地域には、面白くてエッジの利いた活動・場所がこんなにもたくさんあるのだと感嘆させられる。例えば世界的アーティスト蔡國強による「いわき回廊美術館」。建築物ともオブジェとも遊具ともつかない奇妙な回廊が延び、いわきの自然との新たな調和をなしている。このような場所を観光客が訪れることで、場は公認され、公共性を得ていく。こうした考え方は、ゲンロンで進めている福島第一原発観光地化計画や、ゲンロンカフェで紹介した高山明の観光演劇とも近い。
エネルギーにしても食にしても、福島は東京にモノを供給する、いわばバックヤードの役割を果たしてきた。こうした状況を積極的に逆利用してコンテンツを作り、浜通り発の文化として世界にぶつけていく、そんな逆転の発想を小松は抱いている。
小松らの活動によって、浜通りはどう変わるのか。東京在住の東浩紀が聞き手となって、原発事故後の文化戦略を語りあう。ゲンロンカフェだからこそできる、先端的復興文化論!

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