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妊娠、出産を機に、ガラリと変化する生活スタイルや環境。特に居住環境は大きく変化する、せざるを得ない項目なのではないでしょうか?居住スペースの問題、周辺環境の問題、医療・教育分野の問題等、様々な問題が発生してきます。どのようなポイントで街を選べば良いのか、また実際に子育てしやすい街はどこなのか。関東にスポットを当て、その実態を調査してみました。

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子育てしやすい街のポイントは4つ!

① 病院・医師数と医療費助成

これらの項目では、・一般病院総数・小児科医師数・医療費助成等のデータがあります。特に医療費助成は各自治体によって異なり、条件がまちまちなので、できるだけ長く、自己負担分が少なく、所得制限のない自治体だと助かります。最近では助成範囲が拡大傾向にあり、半数の自治体が医療費の全額、約3割の自治体で中学校卒業まで助成してくれます。

② 出産・育児、教育環境

これらの項目では・産婦人科医師数・出産祝い・出産費用助成・保育所数、待機児童数・教育に関する取り組み等のデータがあります。どれも重要なポイントになる項目です。経済的に厳しい環境にある人は出産費用助成等の手厚い自治体を選ぶ必要がありますし、またその延長として、出産後も働き続けなければならないことを考えると、保育施設の充実にも気を配りたいところです。

③ 安心・安全

これらの項目には・刑法犯罪認知件数・交通事故発生件数・自治体独自の防犯、防災対策等のデータがあります。独自のパトロールや活動を展開する自治体も存在します。

④ 環境

この項目には・百貨店、総合スーパーの数・図書館数、児童館数・都市公園面積と自然保護への取り組み・これから開発される新たな街等のデータがあります。子供が小さい内は近くにスーパーや買い物施設があるかどうか、子供を遊ばせる児童館や図書館等の公共施設があるかどうかがとても重要になってきます。

▽ より詳しいデータ:子育てしやすい街はここだ! 住友不動産販売


2012年版「子育て環境の良い街ランキング」発表!

では、実際に子育て世代に人気の街はどこなのでしょうか?SUMMOの最新ランキングによるベストテンは…
①吉祥寺 ②荻窪 ③国立 ④町田 ⑤調布
となりました。いずれの街も都心から少し離れているものの、交通の便は良く、教育施設も充実しているという印象。
③の国立は住みたい街ランキングでも7位に入り、教育上好ましくない施設を排除した文教地区に指定された今人気急上昇中の街。
⑤の調布は街ぐるみで授乳やおむつ交換のスペースを提供する等、育児面での支援が手厚い街。

▽ より詳しいデータ:2012年版住みたい街関東編 SUUMO(スーモ)

様々な項目をデータで見てきましたが、どのデータをどの位重要視するかは各家庭異なると思います。また、大切なのはどんなに大変で面倒でも、実際に足を運んでその街の空気を肌で感じる事。その印象次第でその後の満足度は大きく異なると思います。悩み多き子育て住宅問題、参考になれば幸いです。

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