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お付き合いの期間は長いけどいっこうに結婚の気配がない、そんなカップルたちのことを“長すぎる春”と表現することもありますが、当事者たちはこれをどう感じているのでしょうか?
最近欧米では、婚約までこぎつけたもののその後なかなか結婚までたどり着かないカップルが急増中だといいます。

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アメリカではこんな現象をよくとらえた『ファイブイイヤーエンゲージメント』という映画まで作成されたほど。この映画は、婚約したものの女性が夢のキャリアを諦められず、ふたりで転居、男性の再就職などで忙しくしているうちにあっという間に5年が過ぎてしまったという過程を描いたラブコメディで、今どきカップルの抱える問題をじつにユーモラスにとらえています。

筆者の身近にも、アラフォーの義姉がまさにそんなひとり。5年前に婚約、ものすごく大きなダイヤモンドの婚約指輪をじつに嬉しそうに見せてくれていたのですが、その後結婚の話はさっぱりで、当人たちも現状維持で満足のようです。女性側からすると、出産リミットなどを考えて「婚約までしてるんだったら、はやく結婚してしまえば?」と思うのですが、こうなるとちょっと話題にもしにくい気がしてきます。


婚約から進まないのはなぜ??

でも“婚約”という結婚までのワンステップから先へすすまないのはなぜでしょう?
アメリカでは1960年代の平均婚約期間は3~6ヶ月ほどだったと言いますが、今では2~3年というのがよくあり、5年間というのもけっして珍しいことではないといいます。結婚へのプレッシャーが減り、“おひとりさま”でも十分人生を楽しめること、そしてキャリアをもつ女性が増えて、結婚するにしても仕事のタイミングを考えると二の足をふんでしまうことがまず、大きな原因のひとつといえるでしょう。

また、ずっと結婚に憧れていた女性にとって、婚約期間そのものがまさに蜜の味。ドレス選び、会場や新婚旅行の手配、独身最後のパーティーなど自分が主役となるイベントや出来事がもりだくさん。まさに自分が話題の中心にいる“お姫さま”状態になるのですから、その期間をできるだけ長く満喫したいという乙女心が働くのも無理はありません。

もちろん経済的な理由もあります。今や盛大なウェディングを挙げるにはたいへんな金額がかかる時代、共働きでしっかりお金を貯めてから一生に一度の晴れ舞台をかざりたいという人も多いのです。でも、うえを見ればきりがありません。どこかしらで、自分たちにとって“ベスト”な結婚式にけじめをつけなくては。。。


さまざまな理由で、婚約期間が長くなるのは理解できます。しかし、結婚とは“この人こそは”と決めた人と、一生涯愛し合いますという神聖な誓いというもの。あまり先延ばししすぎてしまうと、その強い決意もだんだん揺らいでしまうこともあります。
完璧なタイミング、条件を求め続けていると、一生結婚にたどりつけなくなる可能性も。。思い立ったら、断固とした意志で結婚までこぎつける勢いというのも必要だと感じます。。

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参考記事:Happily Ever Engaged


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