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あきんこさん のコメント

これ小説化されると怖いんだけど・・読んでみよう
No.15
135ヶ月前
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いよいよ本日は、小説『拷問塔は眠らない ―拷問卿の三姉妹―』発売日です!! 当ブロマガでは、物語の導入である序章を全文掲載! mothy_悪ノPが奏でる新たな物語を、お楽しみください。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 」 そして…… ……トルチア塔――通称・拷問塔にほど近い、 辺境の町リオンシティの下町にある酒場 「Stella's Bar」 を、とある旅人が訪れる。 酒場の女主人・ステラは、旅人にトルチア塔に住んでいたかつての英雄 ハンク・フィエロン卿の物語を語って聞かせた。 「知ってるよ。 通称『拷問卿』だろう? 」 「そうです、そうです。自らの所有する塔に敵国の捕虜を閉じ込め、凄惨な拷問を  行っていたという、あの、悪名高い」 「だが同時に、幾多の戦果を挙げた、英雄でもある。彼をモチーフにした小説や舞台も  多数存在するほどの……な」 「――最近なんですが、放置されていたトルチア塔に、突如として女性が三人、  住み始めたんですよ。それが、 『トルチア塔の三姉妹』 」 「不法占拠しているってことか?」 「いえいえ、彼女たちはどうも、 ハンク卿の実の娘 らしいんですよ。つまりは  由緒正しき貴族のお嬢様方ってわけです」 ステラは、 三姉妹の長女ジベット がこの酒場の常連なのだと言う。 旅人は……いや、警吏に追われる身の盗賊ロイドは、手元の酒を飲み干して心中で呟いた。 (この町での、最初のターゲット候補が見つかったな) その時、入口の扉が唐突に開かれ、新たな客がその場に現れた。 「あら!? いらっしゃい、 ジベットさん。 珍しいですね。こんな夜更けに来るなんて」 現れたのは、金髪のロングヘアが美しい、上品そうな顔立ちの女性だった。 せっかく向こうからやってきてくれた 『獲物』 に、ロイドが声をかけない理由など、 あろうはずもなかった。 ――そして、ロイドは誘われるように塔へと赴く。 そこに何が待ち受けているか、知るよしもなく。 三姉妹とは何者なのか。 彼女たちの目的とは何か。 悪意と欲望、愛と憎悪が渦巻く拷問塔の惨劇が、今、幕を開ける。 血と悪と罪の物語、続きはぜひ小説でお楽しみください。
拷問塔は眠らない公式ブログ
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