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  • 原田ひとみのブロマガ「ミッドナイトダチャーン便り Vol.4

    2013-02-15 20:00
     お待たせしました!2013年に突入した第四回目の配信では、原田ひとみ 5thシングル「疾走論」のカップリング曲「Be Stars」を主軸に、“にゅういやー”なお話を伺いました! Webラジオ「にゅうにゅうにゅうラジオ」オープニング曲、「Be Stars」のエピソードをご覧くださいませ♪


    【目次】
    1.ロングインタビュー「原田ひとみ 冒険の書 ~HAPPY 乳 YEAR 2013~」
    2.今月の活動予定「さぁて、今月の原田さんは?」
    3.プロデューサー後記


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    1. °.+°+。原田ひとみ 冒険の書 ~HAPPY 乳 YEAR 2013~。+゚.+°
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    ◆「疾走論』のカップリング曲はエールを送る爽やかな一曲

    ――前回お聞きした「疾走論」に続いて、今回はカップリング曲『Be Stars』について伺っていきます。「Be Stars」の音源を初めて聞いたときの印象はいかがでしたか?

    原田ひとみ(以下、原田):今回のオーダーも若様(若林プロデュサー)がしてくださって、作詞作曲は初めてご依頼する方にお願いしています。ラジオのOP曲に使用するということだったので、そのイメージ通りの明るく爽やかな曲というのが第一印象でしたね。

    ――「疾走論」とはまた違った、印象の明るい曲ですよね。レコーディングで気をつかった点というのは?

    原田:そうなんです。レコーディングは、キャラソンぽくならないように気をつけました。私は飛鳥役だけれども、この曲のなかではまた違う人だし、アーティストとしての私が出す表現を入れていかなければならないなと。その表現の仕方を間違えると、キャラソン寄りなってしまう曲だとも思ったから、そこは気をつけましたね。

    ――この曲のぜひ聴いて欲しいポイントを教えてください。

    原田:最終調整でどこまで残っているか分かりませんが、曲中に入っているクラップですね。パンパパンパンって手を叩く音。そういう音が入っているのって今まで無かったし、ライブで歌ったらみんなで一緒にできるんじゃないかなって歌っていました! ライブでクラップをいっしょにやってくれたら、うれしいな(笑)。

    ――「Be stars」というタイトルはどのようにして決定しましたか?

    原田:実は、最初「We are!!(仮)」というタイトルがついていました。でも、あれ? これ……聞いたことがあるぞ、某海賊王的な曲名だねって気付いて(笑)。この案をこのまま通すと被ってしまうねと、作詞の方に別で5つ案を頂いてそこからタイトルを選びました。コンセプトの、エールを送る、元気がでてくるイメージに合ったタイトルになったと思います!

    ――この曲は響ラジオステーションとインターネットラジオステーション<音泉>にて配信中の「閃乱カグラ 原田ひとみ・今井麻美のにゅうにゅうにゅうラジオ」のオープニングとして流れているので、いち早く聴きたい方はラジオを要チェックですね! さて、ジャケットの撮影もされたとのことですが、そちらの撮影はいかがでしたか? 

    原田:う~ん……寒かった! あとは、歯のことで意識が飛んでいて全然覚えていないです。もう、直前に歯医者さんで削られたところが原因で顔の形が変わっちゃったりして、どうしようって……。あと、前日よく寝られていなかったこともあって、正直言うと半分寝ていました(笑)。前半はCM撮影、後半はジャケット撮影という流れで、後半は撮られるときだけ起きていて、それ以外は睡眠をとっていましたね。

    ――とてもお疲れだったんですね。どんな衣装での撮影でしたか?

    原田:黒いドレスに裸足姿だったので、とにかく寒くて凍えていました(笑)。仕上がりをまだ見ていないのもあって詳しくは語れないけど、カッコイイともカワイイともとれる衣装なんじゃないかな。どうなんだろうって私自身気になっています。確か、ジャケットでは上半身を写す構図だったから、ドレスを着た全身は見えなかったかな。ドレスを着た全身は、TVのCMをチェックしてもらえればと思います。

    ◆年末を振り返り、想いを馳せる2013 

    ――ブロマガが配信される頃には2013年に突入して少し経ったころですが、2012年の師走はいかがでしたか。

    原田:年末ライブの準備が全然追いついていなかったのと、あまり睡眠時間をとれていなくて、いろいろな意味でドキドキでした。ライブを毎年開催しながら年々規模を大きくしていることもあって先立つものの負担も大きくなっていたりね(笑)。とにかく準備が大変で、来年開催するとなったら運営や雑務を任せられる人に入ってもらおうと思っています。じゃないと、とてもじゃないけど間に合わない! 

    ――年末ライブは毎年ご自身で主催されていますが、年末ライブの始まりというのは?

    原田:最初はファン感謝祭という感じの小さいイベントからの始まりでした。アーティスト活動前に歌った曲に関して、ライブでは歌ってもいいというお許しを頂いているので、ここでみなさんのご要望に応えられるようアンケートで曲決めもしています。年末ライブとしては、アーティスト方面とはまた別に、このライブでしかできないものを目指しています。

    ――アンケートで曲を選んでいらっしゃるということですが、実際に票が多く集まる曲はどのタイトルなんですか?

    原田:アーティスト曲を省いてのラインアップで、「nachu☆nachu」と「悠久の翼」がツートップで今でも多いです。

    ――「nachu☆nachu」は、『なつ☆なつ』のテーマ曲、「悠久の翼」は『ef - the first tale.』のテーマ曲で、根強いファンが多くいらっしゃるんですね。

    原田:アーティストはアーティストの方でみなさん応援してくださるんですけど、それ以前の曲でも人気な曲もたくさんありますね。例えば『機巧少女は傷つかない』とか。今回のアンケートで『機巧少女は傷つかない』もありなんですか? っていう意見がありましたが、今回はあえて省いての選曲とアンケートになりました。

    ――なるほど~! 充実の2012年、さまざまなことが起きた師走となりましたが、2013年はどうなっていたいですか?

    原田:まずは健康な身体! お仕事をしやすい身体に、なりたい。健康もそうだし、歯医者さんを失敗しないとか、マイナスなことが起きないようになればいいなって(苦笑)。お仕事は自分の力で頑張るから、とりあえずはそのお仕事に支障が無きようにと。毎年なにかしら不幸が訪れている気がするから(苦笑)、不運の無い幸せな年にしたいです!

    ――それでは、ブロマガ読者の方々に2013年バージョンのメッセージをお願いします。

    原田:HAPPY 乳 YEAR! 2013年、『閃乱カグラ』の主役でもありますし、NEW  YEARでもありますので“にゅう”な年にできたらいいなと! もちろん、おニューの方ですよ!(笑) 新たな気持ちで、新しいことに挑戦。おそらく、企画が実現していれば2013年もいろいろと発表させていただくことがまだまだあります。

    今後の願いとしては、歌わせていただいた作品に出演する機会が今までなかったので、『閃乱カグラ』のように、2013年は作品での出演とテーマソングの曲を担当させてもらえるタイトルがほかにもあるといいな。作品に出演して、歌も歌わせていただくっていうのはとても光栄なことだと私自身感じています。声優としてもアーティストとしてもおニューな、“にゅうにゅう”な年にしたいと思います! 

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    2. さぁて、今後の原田さんは?
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    ・TVアニメ「閃乱カグラ」(飛鳥役)
    AT-X、チバテレ、サンテレビ、テレビ愛知、TOKYO MX、BS11、ニコニコ動画にて 絶賛放送中!


    ・PlayStation®Vita専用ソフト「閃乱カグラ SHINOBI VERSUS –少女達の証明-」 (飛鳥役)


    ・5thシングル「疾走論」
    原田ひとみ5枚目となるシングルが2013年2月27日にリリース決定!
    標題曲「疾走論」は、好評放送中のTVアニメ「閃乱カグラ」のEDテーマにタイアップ。
    c/wに収録される「Be Stars」は、インターネットラジオステーション<音泉>・響 – HiBiKi Radio Station -で放送中のウェブラジオ「閃乱カグラ 原田ひとみ・今井麻美のにゅうにゅうにゅうラジオ」のOPテーマにタイアップ。


    ・「疾走論」発売記念インストアイベント開催決定!
    5thシングルの発売を記念して、タワーレコード新宿店7Fでインストアイベントの開催が決定。
    ご予約者優先で、タワーレコード新宿店にて2月27日(水)発売の原田ひとみ5thシングル「疾走論」(TVアニメ「閃乱カグラ」エンディングテーマ)をお買い上げの方に[整理番号付きミニライブ&ブロマイドお渡し会参加券]を配布致します。

     開催日時:  2013年3月9日(土)12:00スタート
     開催場所:  タワーレコード新宿店7Fイベントスペース(集合時間:イベント開始30分前)
     集合場所:  7Fエレベーター横の階段
     イベント内容:原田ひとみ5thシングル「疾走論」発売記念!ミニライブ&特製ブロマイドお渡し会!
    問い合わせ先:タワーレコード新宿店:03-5360-7811

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    ・ウェブラジオ「閃乱カグラ 原田ひとみ・今井麻美のにゅうにゅうにゅうラジオ」
    インターネットラジオステーション<音泉>・響 – HiBiKi Radio Station -で 好評放送中!

    ・ニコ生「原田ひとみのダチャンネル」配信予定日:2月25日(月)

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    3. プロデューサー後記
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    前回の発行から時間を頂いておりました。お待ち頂いていた皆さん、ゴメンナサイ!
    その間の原田ひとみ音楽プロジェクトですが、5thシングル「疾走論」の制作を終えたり、月1のニコニコ生放送「原田ひとみのダチャンネル」を配信したり、深夜のレコーディングで皆んなでアイスクリームを食べたり、その先の新曲制作を水面下で進めたり。
    そうそう。スタジオ作業をしていると、「寒いんでエアコンとめて欲しいです」と必ず言い出す原田ひとみ。「歌い手さんが言うなら切りますかー」とスイッチOFFにすること30分……どんどん上がる室温、ぼんやりし始める制作スタッフ陣。その中で涼しい顔をしてサウンドチェックをする原田ひとみ!!
    何かの修行なんだろうか、僕ら(泣


    原田ひとみ official website:http://www.haradahitomi.com/
    原田ひとみ オフィシャルブログ:http://honeycontrast.jp/blog/
    原田ひとみ Twitter:https://twitter.com/vhitomin
     
    お問い合せ先:vhitomin@gmail.com
    ©Frontier Works inc.
  • 原田ひとみのブロマガ「ミッドナイトダチャーン便り Vol.3

    2012-12-06 16:537
    2012.12.5配信

     第三回目の配信では、レコーディング終わりたてホヤホヤの原田ひとみ 5thシングル、アニメ『閃乱カグラ』のタイアップED曲である「疾走論」にクローズアップ。今の自分に出せるものを詰めこんだという、曲のアレコレについてお聞きしていきます。また、2012年11月23日に横浜アリーナで行われた「ANIMAX MUSIX 2012」を振り返って参ります。全力で読みにきて!


    【目次】
    1.ロングインタビュー「原田ひとみ 冒険の書 ~駆け抜けたライブ 走り抜く疾走論~」
    2.今月の活動予定「さぁて、今月の原田さんは?」
    3.プロデューサー後記

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    1. ゚.+°+。原田ひとみ 冒険の書 ~駆け抜けたライブ 走り抜く疾走論~。+゚.+°
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    ◆「ANIMAX MUSIX」にて横浜アリーナに立つ!

    ――11月23日に初の「ANIMAX MUSIX」の参戦を果たしましたね! ライブに参加していかがでしたか?

    原田ひとみ(以下、原田):いろいろバタバタしていたというのもあって、あっという間でしたね。ライブ当日にステージのことを考えて、事前の準備もできないままでの参加だったから、それが率直な感想です。今回が初参戦だし、さまざまなアニソン歌手の方が出演される大きなフェスに出演するのも初めてだったから、お客さんがどんな反応を返してくださるか正直ドキドキしていましたね。でも、ステージでは皆さまがくださった歓声がとても力になりました!
    こうして振り返ってみると、ぶっつけ本番で歌ったことで悔しさを覚えることも多々あったけど、あの日は皆さんのお力と会場の空気、テンションでやりきった感があります。自分の歌的に心残りはたくさんあるけれど、その時にできる精一杯のことをやらせていただいたと思っているので、とてもいい経験になりました。

    ――ライブでのお客さんの歓声は、確かにすごかったです。

    原田:いやぁ、本当にありがたかったですね……。そうそうたるメンバーと同じステージに出ていくって、やっぱり大丈夫かなぁって。…まぁ、言うほど思ってないんですけどね(笑)。舞台裏からステージにさえ出てしまえば、結構平気。今までもステージで緊張を引きずったことはないんですよ。

    ――そうなんですか!?

    原田:ステージに立った瞬間に曲に入ってしまうので、緊張はほぼないです。自分ではない、なにかのモードに入るというのか。舞台裏では自分で納得できるほどの事前練習ができていなかったので「出るかな、声出るかな」ってドキドキでしたけど。

    ――なにかのモードというのは、きっと“歌手モード原田ひとみ”ですね。

    原田:もう、やるしかないっていう状況のなかでも、すごく楽しませていただいたなって。ただ、次に向けて「こうしたい、ああしたい」っていう部分があるので、次の機会にも呼んで頂けるように活動をもっともっと頑張って、いい歌を届けられるように、また同じステージに立つことができたらなと思っています。


    ◆待望の5thシングル解禁!! 「疾走論」の収録背景とは?

    ――さて、今回のメイン「疾走論」について伺っていきましょう。5thシングルの収録を終え、ついに皆さんに情報をお届けできるようになりましね。

    原田:この曲は横アリの「ANIMAX MUSIX」の一週間前まで作業をしていました。初めて主役を務める作品で、どれだけの話数で使っていただけるかは分かりませんが、3曲あるEDのひとつにこの曲を起用していただけることになり、すごくありがたく思っています。主役を務める作品でのタイアップ曲ともあり、「疾走論」は作品に寄せて作っていて、和風な雰囲気になっています。歌い方も“和”な感じで、あざとくならない程度に“しゃくり”をいれていたり、細かい部分を聴いていただくと原田なりの和の入れ方を感じていただけるんじゃないかなと。

    ――タイアップということで、作品を意識しての歌い方もしていると。

    原田:今までの作品のタイアップにも言えますが、曲を作品に寄せて作っているところはあります。「Magenta Another Sky」に関しては、まさに『アルカナ・ファミリア』寄りの声になっていたり。私は私であるけれど、曲に合わせた声質を曲によって出すようにしているんですよ。今回に関しては、主役の飛鳥ちゃんを私が演じているし、どう歌っても私であることに変わりはない。それなら、一から作るよりも曲に合わせて自分の思うように歌えば、なるようになると思わせてくれた曲でもあります。

    ――横アリの一週間前まで作業をしていたとのことですが、レコーディングのスケジュール的にはいかがでしたか?

    原田:レコーディング当日は1時間くらいしか寝れてなくて、そのギリギリ感や必死さも曲に出せているんじゃないかなって思ってます(笑)。表現者って歌も芝居も生ものだから、その時の状況でどう表現するかが作品に繋がっていくから、そこも感じてもらえるかも。もちろん詰まったスケジュールの中で、今までと同じようにトラックダウンまで小森さんと話し合ったので、カッコイイ曲になったはずです!

    ――それは、まさにレコーディングも“疾走”の如くだったわけですね。レコーディングでは、当初の予定から曲のキーを変更したとか?

    原田:「疾走論」は、作曲の奈良君から提案してもらった楽曲デモからキーを2つ下げています。「Magenta Another Sky」の時とは逆ですね。あの曲の時は楽曲デモがもっと低くて、プリプロの時に1つ上げて、インパクトがより増すようにしています。今回は、低くてどっしりしている方が、テーマにも合っていていいねっていう話になったんです。だから疾走感のなかに、強い意志を込められたんじゃないかと思います。やっぱり曲によってカッコよく聴こえるキーがあるし、キーを上げたからといって歌いにくくなるわけでもなく、逆に歌いやすかったりすることもあるんですよね。

    ――確かに、駆け抜けていくメロディのなかに歌声の力強さや意思が伝わってきました。

    原田:詞については、今回もまた岩里さんに作詞をしていただいて、意味の強い直球の歌詞をいただきました。だから、歌う時も“秘める”というよりも感情的でいて王道な感じに。自分の気持ちを前へ前へと出していくように歌わせていただきました。やっぱり、岩里さんの歌詞は強いなと、改めて感じます。

    ――岩里さんといえば原田さんにとっても関わりの深い方ですよね。今回作詞をお願いすることとなった経緯とは?

    原田:私のデビューシングル「Once」と、「求愛リアル」の作詞も岩里さんに担当していただきました。今回は主役&ED曲ということなので、最初に詞を書いていただいた方であり、人を惹きつけるパワーを持っている岩里さんがいいねって、プロデューサーさんと私の意見が一致しました。もちろん「Magenta Another Sky」のようなアプローチも大好きなんですけども、今回の曲のテーマも考えた上で岩里さんにオファーをさせていただきました。

    ――「疾走論」というタイトルは、岩里さんの発案ですか?

    原田:岩里さんですね。ある朝に「閃きました、これしかないです!」と、プロデューサーに連絡が来ていたらしいです。「閃いてしまったのであればこれにするしかない!」と、このタイトルに決まりました(笑)。私のCDタイトルって今まで横文字だったんですけど、曲調も和な感じだからそこは私自身も納得しています。なによりカッコイイと思います。

    ――そして、作曲担当は奈良悠樹さんですね。

    原田:そうですね。作曲に関しては、ある程度候補が絞られた状態で曲をコンペにかけて、誰が作ったかは分からない状態で曲を選びました。それがたまたま「Simpatia」の作曲を担当した奈良君だったんです。「あぁ、なるほど奈良君ですか!」って(笑)。私が聴いた中で一番掴みどころを分かっていましたね。OPのような華やかさを求めるのではなく、EDとしての重さがあったり、カッコ良さのさじ加減を分かっている方にお願いしたいなって思っていたところでしたし。コンペでいいなと思わせてくれるさじ加減と、イケメンさが曲にあったんでしょうね。

    ――コンペに上がるまえの候補は、通常だと何曲ほどあるんでしょうか?

    原田:私のもとに来るころには5、6曲に絞られている状態だから倍以上はあるんじゃないかな。

    ――プロデューサーに伺ったところだと、多いときで30~40曲ほどみたいです。

    原田:そんなにあったんだ~。なんというか、声優と一緒ですね。オーディションで「いいな」と思われないと選ばれないところとか。本人の姿や名前を見ずに、声とお芝居だけでオーディションすることもあるから、なるほどなって思いますね。

    ――良きものを作るには、共通の越えるべきハードルがあるということですね。そして、近々のニュースとしてアニメ『閃乱カグラ』が1月6日から放送を開始しますが、アニメの収録はナウで進行中ですか?

    原田:ナウで、してます。叫びどころがなかなかに多いですね(笑)。ゲームとアニメではお話の内容が別物で、飛鳥ちゃん自身似ている部分もありつつ違った一面も見せてくれます。ゲームでは、正義感が強くて元気で凛とした声の飛鳥ちゃんですが、アニメではシッカリしすぎていない面を出していくとのことで、おっちょこちょい感が前面にでています。これは、原田的にも視聴者の方々にどう受け止めてもらえるかドキドキしているところでもあります。視聴者の方々に「なんか、飛鳥の声違うな~」っていうツッコミが入るかもって。そんな飛鳥もカワイイと、思ってもらえるように精一杯演じております! が、アニメになってもやっぱり叫んでいますね(笑)。

    ――『閃乱カグラ』といえば、叫びと爆乳ですよね。

    原田:さんざんネタで「パイキャスだ! パイキャスだ!」って言われてきましたが、今までの作品は本人の容姿を見ずに選んでいるわけですから、ネタですからね! でも『閃乱カグラ』に関しては、正直その要素もあったんじゃないかなって思ってます。そこのところ原作のマーベラスAQL高木さん、どうなんでしょうね!(笑)

    ――真相はいかに!?(笑) アニメでは、ED曲の「疾走論」、飛鳥の違った一面、これからお披露目されるキャラクターソング、そして爆乳に注目ですね! それでは、今後の活動を絡めつつ読者へメッセージをお願いいたします。

    原田:12月30日に「2012ダチャーン祭」という年末イベントで、新曲の「疾走論」を夜の部で歌わせていただきます。昼の部ではPCゲームメーカーのminoriさんの作品主題歌を集めたラインアップ。夜の部はキャラソンや主題歌など、作品ゴチャまぜで歌う予定です。HP(http://honeycontrast.jp/)にセットリストも出して、なおかつコミケが終わった後でも参加できる時間に設定しているので、ぜひ遊びにいらしてください。それと、『ひだまりスケッチ×ハニカム』の武道館イベントが来年の3月に実施されることが発表となったので、Blu-ray、DVDをご購入いただいてイベントに参加していただけると嬉しいです。そして、1月6日からは『閃乱カグラ』の放送がスタート! 2月発売の『疾走論』とともにぜひぜひ、チェックしてみてください。また、先日情報解禁となった『アイドルマスター シンデレラガールズ』十時愛梨(とときあいり)役を担当しています。そのCDが1月に発売されますので、そちらもぜひよろしくお願いします!


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    2. さぁて、今後の原田さんは?
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    ・原田ひとみ presents 2012年末ダチャーン祭
    日程: 2012年12月30日(日)
    時間: A公演)14:00開場/15:00開演
        B公演)17:00開場/18:30開演
    会場: TOKYO FM HALL
    http://honeycontrast.jp/

    ・TVアニメ「いつか天魔の黒ウサギ」がAT-Xで再放送決定
     2012/12/4〜12/19
    (月〜金)6:30〜7:00/18:30〜19:00

    ・TVアニメ「ひだまりスケッチ×ハニカム」好評放送中(乃莉役)
    http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/

    ・TVアニメ「閃乱カグラ」(飛鳥役)
    http://senran.tv/

    ・PlayStation®Vita専用ソフト「閃乱カグラ SHINOBI VERSUS –少女達の証明-」(飛鳥役)
    http://www.maql.co.jp/special/game/vita/kaguraversus/

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    3. プロデューサー後記
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    こんばんは、若林です。
    ちょうど昨日、シングル「疾走論」にカップリング収録される楽曲のプリプロ作業をしてきましたよ!遅くまで掛かってしまったので、ブロマガ配信も1日遅れ。申し訳ありません。
    楽曲のお披露目はそろそろできると思いますので、もう少しだけお待ち下さいね。
    で、プリプロ現場。
    歌に関するところはもちろん緊張感をもって進めつつ、エンジニアさんの作業待ちの間は「ぶつ森」とか「ガールフレンド(仮)」とか(笑)。原田さんの村は特産物が“桃”だそうで「ウチのさくらんぼと交換してよ」とか、仕事場と言うより放課後みたいなノリ。アニソン歌手の現場は数多くあれど、原田ひとみ現場ほどユルいところはあるまい(えへん
    実は「疾走論」の先の楽曲制作も始まっていたりします。年明けに新しい発表もできると思いますが、モバマスでの十時愛梨曲(CV:原田ひとみ)がどうなっているのかプロデューサーとしては非常に気になります……。


    次回ブロマガ配信予定日:12月19日(水)
    ニコ生「ダチャンネル」配信予定日:12月26日(水)

    原田ひとみ official website:http://www.haradahitomi.com/
    原田ひとみ オフィシャルブログ:http://honeycontrast.jp/blog/
    原田ひとみ Twitter:https://twitter.com/vhitomin

    お問い合せ先:vhitomin@gmail.com
    ©Frontier Works inc.
  • 原田ひとみのブロマガ「ミッドナイトダチャーン便り Vol.2

    2012-11-21 18:003
    2012.11.21配信

     やって参りましたブロマガ配信、第2回目。今回は前回配信に引き続き、これまでの活動を振り返りダチャーンがどのような道を歩んできたかに迫ってゆくロングインタビューの後編をお届けいたします。今回は第2のターニングポイントから現在のアーティスト活動に至るまでの歩み、そしてこれから目指してゆきたい事柄に追っていきましょう。それでは、後編スタートです!



    【目次】
    1.ロングインタビュー 「原田ひとみ 冒険の書 ~ダチャーン大地に立つ(後編)~」
    2.今月の活動予定 「さぁて、今月の原田さんは?」
    3.プロデューサー後記



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    1. ゚.+°+。原田ひとみ 冒険の書 ~ダチャーン大地に立つ(後編)~。+゚.+°
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    ◆ぷろだくしょんバオバブへの移籍で声優活動を本格化

    ――2つ目のターニングポイント、ぷろだくしょんバオバブでのエピソードをお願いします。

    原田:まず、ツーファイブさんではお仕事として朗読劇はありましたが、声優として出演できる機会はなかなかありませんでした。最初の頃までは歌の仕事をもらいつつ、何本か出演させていただきました。でも、私は声優になりたくて東京に出てきたのもあって「あれ、オーディションというものがないぞ……?」と、ある日疑問を抱き、「吹き替えとかのオーディションはないんですか?」って事務所の方に尋ねました。そしたら、ウチは音楽制作会社だからなぁと言われてしまって(笑)。

    ――吹替えやアニメのオーディションはなかったと。

    原田:その流れで、「オーディション受けたいの?」と逆に尋ねられ、私は吹き替えに出たいと言ったところ「じゃあ知り合いの事務所のオーディション受けてみる?」と。それがぷろだくしょんバオバブで、入所オーディションを経て、預かりの形で入ることになりました。
    とはいえ、頼る方もいないし、付属の養成所から上がってきたわけでもないので、当時は右も左もわからなくて。ですが、その時たまたま吹き替えアニメのオーディションを振って頂いて、見事そのシリーズに出演させていただくことになりました。

    ――アニメの出演経験が少なかったことから、最初は戸惑うこともあったり?

    原田:そうですね。最初の現場に同じプロダクションの先輩が誰もいなくて、教えてもらいたくても教えてもらえずだったから、アフレコの仕方は現場で身につけました。やり方は見よう見まね、自分のやり方をひたすらメモしてアフレコや吹き替えアニメのコーラスのお仕事をしていました。歌が武器になると見ていただけていたのはありがたかったです。

    ――事務所を移った後は順調だったんですか?

    原田:ぷろだくしょんバオバブに移籍はしましたけど、そこからもサバイバルでしたね。周りから見ると恵まれているように見られることもあるけど、運良くチャンスをいただけても、その先は自分の力でつかまなければいけないですしね。現に『バカとテストと召喚獣』のオーディションのとき、マネージャーも採用されると思っていなかったらしく「ヒロイン受かったね~」と言われました。嬉しさ半分驚き半分な感じで(笑)。もちろん運も良かったというのもあるかもしれませんが、がむしゃらに頑張らなくてはならない環境にあったからこそ、鍛えられたんだと思います。

    もしぷろだくしょんバオバブに移れなかったら、『バカとテストと召喚獣』の姫路瑞希役も、色々な作品オーディションへのチャンスを頂くことも、この場にいることもなかったと私は思っています。だから、本当に奇跡が重なってのことなんだなって。

    ――出会いと奇跡が重なり合って、今の原田さんがあるということですね。

    原田:誰かが口添えしてくれなければ、そこらへんに転がっている石ころを拾おうなんて誰も思わないわけじゃないですか。この子は歌が歌えると友だちが言ってくれたこと、そこで作曲家が見つけてくれて歌わせたいって思ってくれたこと、ドン・マッコウさんが曲を聴いて使ってみたいと思ってくれたこと、ぷろだくしょんバオバブが私の芝居を見て「預かろう」と言ってくれたこと、マネージャーさんたちがオーディションに出してくれたこと……ほんとに奇跡だと思います。だから、語るべき2つ目の重大な転機はぷろだくしょんバオバブに移れたことなんです。


    ◆“歌い手から”“創作者”の境地へ――原田ひとみ名義での活動

    ――そして3つ目のターニングポイント、フロンティアワークスにて原田ひとみ名義でアーティスト活動を始めたことに繋がってくると。

    原田:これも巡り合わせのお話で、当時ぷろだくしょんバオバブにいらっしゃった内田さんというマネージャーさんが大きく関わっています。私自身は全く知らなかったんですが、内田さんはどうも私の歌のファンだったらしく、よく歌の話をしたりいろんな局面でプッシュしてくれたり、『機巧少女は傷つかない』のテーマソング収録に担当マネージャーではないハズなのに立ち会っていたり(笑)。その内田さんが、フロンティアワークス音楽事業部の若林さんとお知り合いだったんです。

    ――ブロマガのプロデューサー後記担当としてもおなじみの若林プロデューサーですね。

    原田:内田さんが若林さんにお話をしてみたところ、『ef - a tale of memories.』で私のことをご存じだったみたいで、「いい歌だね。ウチでアーティスト展開してみない?」みたいな話になったということを後々フワッと聞いて「なんすかそれ? どういうことなんだろう?」って(笑)。恐らく事務所としての戦略も考えてのことだったと思うんですけど、私としては「どうして?」という疑問が最初はありました。それまで、いろいろな作品で歌わせていただいていましたが、原田として何かを継続的にやるわけではなく、作品単位でお仕事をしていた感じだったので。

    だから、フロンティアワークスでのデビューが決まったときは、「はっ……そうですか……え!?」って戸惑いました。どうしてそうなったんだろうと疑問を抱きつつも、歌は大好きだから歌わせていただけるならと決意しました。

    ――アーティストとして活動、と言われてもなかなかイメージできるものではないですよね。原田ひとみ名義でデビューするとなって、変わったところはありましたか?

    原田:意識的に、自分名義でデビューすることになってから作品に対する姿勢が大きく変わりました。今までであれば、作品にどう寄り沿って、いかに作品の世界観を崩さないように歌うかということが主でした。だから、仮に主題歌を歌うとなったら、それまではプロデューサーの要望に従って歌うのが私だったんです。プロデューサーが作品のガイドラインを作るのであるから、その理想に沿うのが当然だと思っていたんですね。そういったアプローチをしていた中で、急に自分の世界観を表現する立場に変わるというのは、自分の中で新たな境地に入ることになりました。あとは、ヴォーカルレコーディングに先立ってプリプロをやらせていただいているのも大きな変化です!

    ――曲作りの基盤となる、曲構成やアレンジ、キーなどを確認するいわば仮のレコーディングで、曲作りに重要なパートですね。

    原田:それまでの収録ではプリプロがないことがほとんどで、キーの決定もそのレコーディングの場で2つ上げて歌ってみようかとか。求められる枠内で頑張るという感覚だったので、自分がこうしたい、こうやりたいっていうのが全てではないんです。もちろん、その中でも自分の歌い方はしていましたけども。

    ――歌手が主体にというよりも、作品主体の歌い方をしていたと。

    原田:例えば『はるのあしおと』を歌っている“原田ひとみ”とか、『ef』を歌っている原田ひとみとか、作品に付属したイメージ。そこから『いつか天魔の黒ウサギ』と、原田ひとみっていう、作品と同列にならべられた自分、ならばなければならない自分へ。デビューを遂げてから、そうならなければいけないっていう意識が芽生えました。つまり、「この作品を歌っている私」ではなく、「作品の歌も歌っている原田ひとみ」でなければならないと思えるようになったんです。

    ――今まででは、作品に寄り添うスタンスだったけれども、今はアーティストとして発信していく“創作者”の意識に変わったわけですね。

    原田:多分、皆さんが私を見たときに当時と変わったかと問われても、あんまり変わっていないと思っているかもしれませんが(笑)。私の中では、今までお仕事で歌っていた自分と、アーティスト名義で歌う自分ってやっぱりかなり違うんですよ。アーティスト活動が始まってからは、私の音楽を作るにはどうするべきかという話が毎回あがりますし。もちろん、今でも変えていないところもあって、歌詞はちゃんと自分の中で膨らませて歌うとか、聴いている人に“伝える”ことを意識しています。曲制作でも、トラック・ダウンからマスタリングまで全部関わって、気になる音があったら意見を全部言えて、自分の納得するものを一緒に追及していける素晴らしい方々と制作しています。

    ――曲をさらに納得のいくものにしていける環境、意識に変わったことで活動にかける覚悟も強くなりましたか?

    原田:小森茂生さんをはじめ、私の音楽プロデューサー陣とお話をすると、彼らはプロ中のプロなので要求してくることも高いし、ツッコミを入れるレベルも高い。それじゃあ、こっちも容赦なしに「ここの響きは嫌です。こっちの方がよかったです」ってことを全部言えるから、ものすごく追及できているのが今。それをやらせてくださっているわけだから、こちらも生半可な気持ちで取り組むべきではないと、より一層活動に身を入れています。

    ――風の噂で伺いましたが、アーティストデビュー後は以前に増してスケジュールがギュウギュウになったとか?

    原田:そうなんです。アフレコは1日に2本、3本あっても体は疲れるけど大丈夫。でも、歌のスケジュールは内容的にもかなりシビアで、多くなってくるとスケジュールがビッシリになっちゃうんです。

    ――レコーディング系のお仕事は、時間的にどれくらいかかるものなんですか?

    原田:キャラクターソングなら短いときで1時間くらい。ただ、アーティスト名義のときは歌詞から携わるので、もっと時間がかかりますね。私の曲には正解がないし、原田といえばこれっていうのもないから相談しながら歌っています。テイクを一緒にセレクトしたり、スタッフと意見を言いあっていくからその分時間がかかるんですよ。だから、納得のいくものにするためにテイクも重なって、ヘビィな現場になっちゃうんですよね(笑)。でも、自分の音楽だから妥協したくないんです。今まで、どうぞどうぞの精神でやってきてしまったのもあるし、最高のスタッフでやらせてもらえるなら、私も突き詰めたいという意思のあらわれなのかもしれません。これが3つ目の転機がもたらした大きな変化のひとつです。


    ◆今のベストな自分と表現者としての“カラー”

    ――これまでの活動を振り返って、表現者として大切なことはなんだと思いますか?

    原田:この業界で自分が一番いいものを出すうえで、どう生きればいいのかはすごく考えています。昔はすごく生真面目だったし、芝居に対して堅い考えを持っていたから、吹替えからアニメに移行するときもすごく悩みました。だって、自分を凝り固めてしまっていたら現場での指示に対応していけないし、それを当たり前のようにやってのけて生きていけるのがアニメ声優業界なんです。だから、凝り固まらないようになるべく自由な表現ができる自分でいることは大切。トーク、歌、芝居のどの方面でも生真面目に取り組むことは、それはそれで素晴らしいと思います。でもそれだけじゃ生き残っていけないと、あるとき考えたんです。私は頭が堅いから表現のためにもっと自由に生きてもいいんじゃないかなって。

    周囲に気をつかって誰に対してもニコニコ笑顔を向けていた時期もあったけれど、それは今の自分には必要ない。もっとやるべきところがあるでしょ? って思う自分もあります。そこも自分の中で日々変わってきている部分だし、これからもまた変わっていくかもしれない。今の仕事を最大限こなすために必要な自分でいることを目指しています。だから、真っ白な自分でいるのはすごく大事だと思いますね。表現者って正解がありませんし。
    物書きさんや歌詞を書く人、表現者に共通して重要なのは、その人それぞれのカラーをいかに出すかだし、プロの仕事人は自分のカラーを出すところをわきまえていてこそのプロじゃないかなと。

    ――ハードなスケジュールやその意識を支えてくれるものとは?

    原田:んー、気合い! あとは仕事仲間と、モチベーションを保つオシャレとおいしいものかな~。人間だから辛いと思う局面はやっぱりある。熱が出てしまったけれど休めない局面とかは、仕事仲間に電話で泣きごとを言ってしまったり。休めないのは当たり前のことだけど、それを吐き出すことによって頑張ろうという気持ちを奮い立たせます。だって、泣きごとを言っても仕事は待ってくれないし、やらなければならないのは自分自身だから。

    ――モチベーションを保つオシャレというのは?

    原田:例えば、モチベーションを上げるためにネイルで爪をキレイにしたり、オシャレをすることで「よし、かわいい!」って頑張ろうという気持ちが起きてきます。ボロボロになった爪で人前に出るわけにもいきませんしね。役や仕事に真剣に取り組んでいるのはもちろんですが、それを支えてくれるものも大事なんですよ。だから、どんなに忙しくてもその時間だけは確保したい!

    ――仕事明けのご褒美のようなものですね(笑)。

    原田:そう、ご褒美! それがないと、だって女子ですもん。オシャレしたいし美味しいものを食べたい、だから自分でケアしなきゃってところはケアします。ネイルもご褒美だと思って、サロンに行くんです。それがなかったら海外に逃げてますよ(笑)。

    ――寝る時間も惜しんで仕事をして、ご褒美もなければ逃げたくなりますよね! 最近、食べた美味しいものは?

    原田:サンシャイン60の上で食べた黒毛和牛! もう一本ラジオだってときに気合いをいれようと思って食べに行きました。それに、私たちのお仕事ではお昼ご飯を食べられることの方が稀で、ほとんどの食事は移動時間におにぎりをパクついたり、打ち合わせしながらファーストフードを食べていたりするから、日々の生活でのご飯は質素です。だから、週に1回か2回は好きなものを好きなだけ食べるようにしています。欲望に忠実なところがないとダメになってしまうから(笑)。


    ◆原田ひとみのこれからは百合モノにあり!?

    ――よくある質問ですが、これからの活動で挑戦していきたいところを教えてください!

    原田:この質問はいろんなインタビューで聞かれるんですけど、ぶっちゃけるとないんですよ。それは、今までが「やってみませんか?」という声に全力で応えてきたのが私だったので。うーん、やりたいと言えること……あ、作品を作りたい!!

    ――お! それは、アニメやゲーム作品?

    原田:両方! 私はモノ作りが好きだしオタクなので、こういったものがやりたい、こんなシナリオのアニメはないものかとか、作りたいものがいっぱいあるんですよ。今は、声優と歌手として活動していますが、ゆくゆくは同人でもいいから周りの繋がりを活かしながら、お金をかけるべきところにはお金をかけつつ作品を作りたいんです! プロデュース、出演、主題歌って言う形で関わりながら作れたら素晴らしいなって。もう構想は若様(後記担当プロデューサー)に話してあるんですよ(笑)。

    ――大分固まっているってことじゃないですか(笑)。どんな内容なんですか?

    原田:百合モノです。最近は、ゆるーい百合作品が多いんですが、私としては重くて心に残る百合モノを作りたい。例えば『少女革命ウテナ』とか、『サガ フロンティア』のアセルス編とか、あとは『舞-HiME』の静留さんとか。ガチ百合までいかないまでも、作品のなかに漂うエロス? を表現したい。そういったシーンがなくても、お互いが執着し合ってドロドロした感じ、そういう重くて心に残る作品を目指したいですね。もちろん、軽い百合作品も好きだから喜んでみますが……。昔ほど衝撃を受けた作品がないなって、それこそ先人の偉人さんたちが成し遂げた功績なんでしょうが。それなら、自分の手で心に残る作品を作りたいし、曲を歌いたいし、出演したい。

    ――たしかに、『少女革命ウテナ』は衝撃の作品でしたし、幼少の頃にみた作品の中でも心にグッと何かを残す作品ですよね。

    原田さん:今、誰に話しても『ウテナ』って「ものすごい作品だよね」って話題になるんですよね。学生時代にも『ウテナ』の名前は聞いていましたし、面白いとは聞いていたんですけど、当時はみていなかったんです。でも、大人になってからみてみたら、重い、深い、音楽が素晴らしい!今見ても面白くて、素晴らしい作品でした。もし自分が作るとしたら、人間の純粋でいてドロドロとしている感情を描く作品にしたいです。

    ――原田さんがプロデュースする百合作品を楽しみにしております! それでは、最後にブロマガ読者の方にメッセージをお願いします。

    原田:近々だと、現在放送中のアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』に乃莉役として出演しています。あと、1月から放映のアニメ『閃乱カグラ』飛鳥役、ゲーム『夏色のペルセウス』OP主題歌を歌わせていだだいております。そして今、重いレコーディングが進んでいるもろもろの歌もそろそろ告知できると思います。どこかで見かけたら応援していただけると嬉しいです。声優としても、今後またお知らせできることがありますので、楽しみにしていただければと思います!

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    2. さぁて、今後の原田さんは?
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    ANIMAX MUSIX 2012に出演!
    日程: 2012年11月23日(金・祝)
    時間: 13:00開場、14:00開演
    会場: 横浜アリーナ

    「新井里美&原田ひとみトークイベントin同志社~さとみとひとみと修学旅行!~」出演
    日程: 2012年11月24日(土)
    時間: 14:00開場、15:00開演
    会場: 同志社大学寒梅館 ハーディホール

    みるくらりあっとVol.5に出演!
    日程: 2012年11月25日(日)
    時間: 13:30開場、14:30開演
    会場: STUDIO PARTITA(大阪)

    原田ひとみ presents 2012年末ダチャーン祭
    日程: 2012年12月30日(日)
    時間: A公演)15:00開場/16:00開演
        B公演)18:30開場/19:30開演
    会場: TOKYO FM HALL

    ニコニコ生放送「原田ひとみのダチャンネル」第4回

    TVアニメ「いつか天魔の黒ウサギ」がAT-Xで再放送決定
    2012/12/4〜12/19
    (月〜金)6:30〜7:00/18:30〜19:00

    TVアニメ「ひだまりスケッチ×ハニカム」好評放送中(乃莉役)

    TVアニメ「閃乱カグラ」(飛鳥役)

    PlayStation®Vita専用ソフト「閃乱カグラ SHINOBI VERSUS –少女達の証明-」(飛鳥役)


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    3. プロデューサー後記
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     インタビューの中にあった「プリプロ(プリプロダクション)」について少し補足。本番レコーディングに先立って歌手本人に歌ってもらうことで、キーチェックだけでなく歌詞のハマり具合なども確認します。仮とは言え本人の歌声が入ると、歌詞や曲が生き生きとし始める瞬間です!!
    さて、今週の原田さんはANIMAX MUSIXを皮切りにイベント3連戦。ご来場の皆さんと素晴らしいステージが作れますように、と楽屋やステージ袖でソッと見守るのが私のお仕事。
    そして、来週にはビッグなお知らせをお届けできる予定です!!原田さんがTwitterで「ガチレコーディングが〜」と呟いていた新曲が、そろそろ告知解禁となりますのでお楽しみに!!



    次回ブロマガ配信予定日:12月5日(水)
    ニコ生「ダチャンネル」配信予定日:11月28日(水)

    原田ひとみ official website:http://www.haradahitomi.com/
    原田ひとみ オフィシャルブログ:http://honeycontrast.jp/blog/
    原田ひとみ Twitter:https://twitter.com/vhitomin

    お問い合せ先:vhitomin@gmail.com
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