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【目次】
1. 栄喜のスーパー深い話 
2. 栄喜が斬る!〜ぶっちゃけ俺はこう思うんだ〜
3. 栄喜’s スーパーベストHit!
4. 魂の一問一答! ~それなりじゃない、俺なりの答え~
5. 解禁! 栄喜’s Information
6. 読者プレゼント
7. ブロマガ感想
8. あとがき

【1】栄喜のスーパー深い話
 このコーナーでは、栄喜がブロマガ読者のためだけに、自身の昔話から今後の事など、広く深く語り尽くします。
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■Vol.23 「NATCHINと強行突破」

今回は、俺が今までやってきた冬のアルバイトについて。これはね、いっぱいある。
寒い時期だったんだけど、
工事現場の棒振り(工事現場で交通誘導をする
仕事の通称)を、ラクなんじゃないかなと思ってやってみたんだよね。
もうスッゲぇ寒いの。ハッキリ言うと、一日で辞めたんだけど(笑)、
なぜか?っていうと、最初に言われたのね。ベンツとか、ヤバそうな車が
来たら、止めちゃダメだって。もしもそういう車が来たら、止めないで、
行かせてくださいって。でも、俺が棒振っていたら、思いっきりライトを
こっちに向けてアップにするから、もう車種もわかんなかったんだよね。
何だ、あの車、まぶしいなぁって思って、止まってくださいって棒をふったら、
ライトを消して止まったの。それで止まったかと思ったら、そのまんま
エンジン全開で走ってきたんだよね(笑)。俺、もう轢かれる寸前だった。
それで横のガードレールにジャンプして、逃げてね。思い切りヤクザに
轢かれそうになった。よく見たら、真っ黒のスモークガラスで、
ガーッて走って行って、マジで轢く気だった。本当に間一髪だったの。
そして通り過ぎたら、今度はものスゴい勢いでバックして戻ってきて、
窓を開けて「てめぇ、止めてんじゃねぇぞ、ゴラーッ」って怒鳴られて。
すぐに俺、この仕事辞めますって、一日で辞めた(笑)。もう、あれはビビったなあ。
本当に死ぬかと思った。いつぐらいだったかな?バンドはやってなかった。
バンドを始めてからは、冬かどうかは忘れたんだけど、デリヘルの女性の
送り迎え(笑)。髪が青かったりしたから、普通の仕事に就けないわけよ。
たまたまできた仕事が、テキ屋とデリヘルの運転手(笑)。デリヘルも
一日で辞めたね。完全にくじけた。車に乗せた、後ろに座ってる女の子と
絶対に話さないでくれって言われて。それも、思いっきりヤクザで怖かったね。
場所は、高円寺の方だったんだけど、バイトの面接に行ったら部屋の中に提灯が並んでいてさ(笑)。
これは完全にそうだなって思って。でも、それもラクかなって思ったの。
募集要項に、車で送り迎えって書いてあったから。そしたら、デリヘルの
デリバリー(笑)。それで、女の子も一日で何ヵ所もまわりたいんだろうね。
俺が道を間違えたり、運転が遅いと、スッゲぇヤジを飛ばしてくる。
しかもスッゲぇ口が悪くて、「おい、青いの。道間違ってんじゃねぇよ」
みたいな。やっぱり、めちゃくちゃ腹立つ。なんだ、この野郎って思っても、
俺も初日だったし……。もう、あれはイジメだったね(笑)。
文句の一つでも言ってやりたかったんだけど、その筋でしょう?
一日で辞めて給料ももらえなかった。深夜で日給1万2千円だったかな。
結構オイシイ仕事だったんだけどね。

あと決定的だったのが、NATCHINとホストのバイト。
俺は髪が青かったし、