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【目次】
1. 栄喜のスーパー深い話 
2. 栄喜が斬る!〜ぶっちゃけ俺はこう思うんだ〜
3. 栄喜’s スーパーベストHit!
4. 魂の一問一答! ~それなりじゃない、俺なりの答え~
5. 解禁! 栄喜’s Information
6. ブロマガ感想
7. あとがき

【1】栄喜のスーパー深い話
 このコーナーでは、栄喜がブロマガ読者のためだけに、自身の昔話から今後の事など、広く深く語り尽くします。
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■Vol.25 「現在製作中の楽曲」

今回は、現在製作中の楽曲についていろいろと話してみたいなと思う。
ブログにも書いたけど、最近、へヴィというか、DETROXがあるから、
あまりハードなものを作ってなかったんだよね。そういうのはDETROXでやろうと。
K-A-Zくんともタイミングさえ合えばDETROXをやろうと言ってるけど、
やっぱりそういうものを、もうそろそろ自分でも作りたいなっていう気持ちになって。
それで、作っていると、ジャンルがジャンルだけにちょっと鬱になるね(笑)。
暗いコードを使うとやっぱりドンヨリとしちゃうんだよ。
昔はさ、それがわからなかったの。
何でこんなにドンヨリとしているんだろう、何でいつも難しいことを考えてるんだろうって思っていたんだけど。
でも、今はわかってるし。あぁ、これはもう音楽だなって。
だから、それをわかりながら曲を作っているから、作業が終わった後は必ず、わかりやすい音楽を聴いて、シャワーで流す(笑)。
そうしないとさ、ホントにドンヨリしちゃう。音楽って本当に心に影響力があるから。
でもカッコいいね、ダークな世界は。屈折してる感がスゴくあって。
SIAM SHADEの時も、アルバムごとにハードになって、その次にはキャッチーになったり……、この振り幅も俺なんじゃないかって、マットンさんにも言われたんだよね。
俺は忘れていたんだけど、ハードがテーマの『SIAM SHADE III』を作った直後のインタビューで、もう「グレイシャルLOVE」が出来たっていう話をしてたんだって(笑)。
いやいや、『SIAM SHADE III』のインタビューだよって思ってたって。
その時は偏っちゃいけないって思ってたんじゃないかなぁ。
いやいや、あまりそこは考えてなかったと思うけど……。
でも、へヴィなものは作りたくなるね、やっぱり。去年のクリスマスライブのファン投票の時に、アクの強い時代の曲がランキングにいっぱい入ってきたのもあるしさ。
やっぱり、ファンがこういう曲を求めてくれてるんだなって思った時に、アクがある曲も作ってみたいなって。スゴく時間がかかるんだよね。
曲を練り込まないといけないんで。思いついた曲のリズムの拍子とかね、指を折って何拍子か数えて(笑)、
やっと解読して、よしっ! って思ったところで、ライブがきちゃったり(笑)。
そういうリズムや構成の難しい曲とかって、頭から一回離れちゃうと戻るのにちょっと時間がかかるんだよね。でも、今はけっこうキテる。
いいアイデアが出て、これハマったなっていうイントロが出来たり。
今度はミュージシャンが聴いて、なるほどなって思うようなアルバムを作ってみたいなって思う。だから単純に、ちょっと深いなっていうか。
例えば、「Leave me」とかもそうだけど、変拍子だけどポップな曲って、そう簡単には出来ないんだよね。