占い師の法演です。
占いをしていると、本当に人生というのは上がったり下がったりしちゃうのだなぁ感じます。
だいたい10年~12年サイクルで人生は盛衰を繰り返します。
種から芽が出て、双葉になって葉が落ちて、茎が成長して枝葉が伸びて、花が咲いて。
花が枯れたら実が成って収穫。その後は次の春に備えるために土を耕したり、収穫したもので冬をしのいだりして過ごす。
こういう植物と同じようなサイクルが人間にもあるのです。
命術という、生年月日をもとにして占う方法では、このサイクルのどこにいるかを見るのです。
今が種なのか実りの時なのか。
でもそれだと、同じことが繰り返されるだけになるじゃん、って思いますよね。
けれど人生はいつも違う。
その違いはどこで出てくるのかというと、ひとつは雨が降ったり曇っていたりしてお日様の恩恵を受けられない時があるということ。
また年齢を重ねていくと、感じ方が変わってくるのです。
幼いころは雨が楽しかったりします。
買ってもらったばかりの傘をさして、長靴をはける特別感に高揚し、年を重ねて雨に感謝することもあれば、乾かない洗濯物に憂鬱になることもある。また経験を積むことで傘をさしたり、家から出ないようにしたり、前もっていろいろ対策や準備できることがある。
こうして同じように昇る太陽でも、種の時期でも成長期でも違うものに感じられる。
けれど繰り返されるサイクルは同じです。
何が言いたいかというと、今がどんなにつらくても、また良い時期がやってくるということです。
ただその準備によって、不調な日が快適になるかもしれない。
それが「日頃の行い」です。
良いときもあれば悪いときも必ずやってくる。
そのサイクルを把握するために占いを活用して頂けるととても嬉しいなって思っています。