証券取引法違反で服役していた堀江貴文(ホリエモン)が27日、仮釈放され、東京・千代田区のドワンゴコンテンツで会見を行いました。記者会見でまず堀江は、ライブドア事件で世間を騒がせたことを詫び、仮出所を報告。

「皆さまに迷惑をかけた分、それを取り戻して、それ以上の成果をあげられるように頑張りたい」

と語ります。会見では「”事業をやりたいな”という思いがすごい強い」と語り、今後の展開についても言及、ロケット事業やネットを使った新しいニュース批評などのアイディアを語りました。また、刑務所では養護工場(高齢者や障害者の受刑者が働く工場)で衛生係をしていた経験から、更生保護法人などの具体的な社会貢献についても触れ、

「最初からフルコミットして更生保護施設を作るとか、そんなことは難しくてできないと思うんです。だけど、そういうことをされている方々に少額でも寄付をしてもらう、あるいはその存在を知っていただく、再犯を防止するための方策をみんなで考える――そういうことが少しでもできればなあ、というのは、刑務所に入ってみて、たまたま介助が必要な人が入所している工場に入って、感じました」

と語りました。他にも会見では、刑務所内での食事やゴルフの練習など、どんな生活をしていたかについて語られたり、検察についての質問に答えて「絶対な正義はありえないのだから、謙虚になってほしい」と、取り調べや検察のあり方に関する発言も飛び出すなど、現在の堀江の興味の一端が伝わってくる内容になっています。

ニコニコ生放送で配信され、約13万8000人が視聴したこの会見を、以下に全文書き起こしました。ブロマガ「堀江貴文 ブログでは言えないチャンネル」に入会することで、その内容を読むことができます。