「きっと、東証一部上場を狙っているのだろうな」――ホリエモンこと堀江貴文は2012年12月24日、自身のブロマガ「堀江貴文のブログでは言えない話 Vol.153」で、FX(外国為替証拠金取引)事業を展開する子会社の株式を、株式会社サイバーエージェントがヤフー株式会社にすべて譲渡するという発表に、独自の見解を披露しています。

 こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。アメーバブログなどを運営するサイバーエージェントが12日、FX事業を行う株式会社サイバーエージェントFXの株式16,200株(持株比率100%)を、210億円でヤフーに譲渡することを発表しました。これを受けて、ネットユーザーは「稼ぎ頭のFX事業売ることがプラスになるの?!」「社員をスマホ(事業)のほうに回したいとか?」 と、困惑気味。

 しかしながら、このニュースを聞いた堀江は、冷静なものです。

「きっと、東証一部上場を狙っているのだろうな。たぶんだけど、審査でFXをやってるとNGになっているのだと思われ。いつまでもマザーズ(※新興企業向けの株式市場)ってのも後輩IT企業に示しが付かないのだろうか?(笑)」

と経営側の視点から今回の騒動の内情を推測していました。

 堀江とサイバーエージェントの藤田晋社長は、ライブドア時代からのいわば“盟友”。ビジネスパートナーであり、同じ起業家・経営者としてお互いを刺激し合ってきた仲だけに、藤田社長の今後のビジョンも想像しやすいのかもしれません。

参考ニュース:サイバーエージェント、FX事業を210億円でYahoo!に売却 http://goo.gl/POEsX