人々が住む街から大きな壁を隔てた向こう、国と認められることのない地、『壁の外』。
そこに住む17歳の少女『マツリ』は、ゴミに埋もれた景色を前に、
自分を捨てていった父への思いを日々募らせていた。
そんな代わり映えのしないある日のこと、壁に程近いゴミ山の中に
一人の男が埋もれているのを見つける。その男は『アイゼン』と名乗り、
『鍵』を知らないかとマツリに詰め寄るのだった。
二人の出会いが、あらゆるものの人生を変えるとも知らずに。
<原作・原案・脚本・キャラクターデザイン・撮影・編集・背景美術・アニメーション制作>