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石破 茂 です。
平成28年度予算も年度内に成立させて頂きました。経済対策に資するべく、27年度補正予算と併せて早期執行に努めていかなくてはなりません。
全般的に静穏な審議が続きましたが、「欧州の各国の消費税率は日本と比べて高いのに、国民の痛税感が低いのは何故か」「消費税率と景気との関係を理論的に分析するとどうなるか」等々、我々政府・与党としても正確に把握しておかなければならない指摘もいくつかありました。
一方、安全保障系はほとんど見るべきものが無く、議論が深まらなかったのは残念でした。「安全保障法制は憲法違反」と繰り返すだけで、何故論理的にそうなるのかを述べないままに「憲法学者の多くがそう言っているから」では全く自分たちの主張になってはいません。「領域警備法を制定せよ」との主張は今後大いに議論されるべきですが、武器使用権限が警察権を根拠とするのであれば、その実効性をどう担保するのか、あ
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