石破 茂 です。
 臨時国会が開会し、今週の衆・参両院における総理の所信表明と代表質問に引き続いて、来週は予算委員会が開催されます。
 私は月曜日の九時から、約一時間半質疑に立つ予定となっており、今週末はその準備をしなくてはなりません。野党の政調会長であった時も、予算委員会のトップバッターを務める機会が多かったのですが、与党幹事長になっても同じようなことが続きます。
 
 野党時代は、とにかく徹底的に追及し自党の主張を述べる、という役割に徹すればそれでよかったので、今から考えると質問は比較的容易であったように思います。
 勿論単なる追及ではなく、「では自民党ならどうするのか」に力点を置いたつもりではありますが、政府とのコンビネーションに全く気を遣う必要はありませんでした。
 与党質問はそうはいきません。一時間半をどう組み立てるか、準備にあたっては野党時代の倍以上の時間と労力を要します。「