ソーシャルメディア集客ラボの伏田と申します。

本日からin the looopさんでも記事を出させて頂くことになりました。

 

ソーシャルメディア集客ラボでは2012年1月より運営を開始し、飲食店、エステサロン、美容室などのローカルビジネスのオーナー向けに、Facebook、Twitterなどを中心にソーシャルメディアマーケティングに関するデータ、ニュース、活用事例などの情報を更新していました。

 

最初とということで、ローカルビジネス店舗でも利用できる「Facebookクーポン」について成功させるポイントをすでに発行されているクーポンとあわせてご紹介します。

 

Facebookクーポンは今まで一部のページでのみ発行ができましたが、2012年9月より「いいね!」が400人を越えているページであれば使えるようになりました。

 

クーポンの発行は初回のみ無料で行えますので、このポイントを参考にクーポンを作成してみてください。

 

 

Facebookクーポンを成功させる7つのポイント

Facebookのヘルプページにクーポンを成功させるポイントが紹介されています。

 

ヘルプページにも「いくつかのクーポンを作成してみて反応がいいものを見つける」ことがおすすめされていますが、以下のパターンだと成功しやすいこともわかっているそうです。まずはチェックしてみましょう。

 

割引率を大きくする定価の20%以上の割引にします。一般的に、商品を無料でプレゼントすることは、無料にする商品の価格と同額の割引を行うよりも効果があります。たとえば、「靴下1足のご購入で、2足目が無料」などです。

既に発行されているクーポンを見ても、割引率が高いクーポンの方がより多く入手されています。

ただし、単に割引率を大きくするだけだと、企業の利益を圧迫するので曜日限定など制限を加えて工夫していきましょう。

 

 

シンプルにする条件はできるだけ単純に説明し、いつもとは違う行動を顧客に求めないようにします

Facebookクーポンはタイトルと画像でしかほぼ内容を確認できません。

その場ですぐに入手してくれるように、誰でもわかるシンプルな内容にしましょう。

 

 

鮮明で魅力的な画像を使用する一般的に、商品自体の写真よりも、商品を使っている人の写真のほうが効果があります。また、これらの写真はどちらであっても、お店のロゴを使用するよりも効果があります。Facebookページのプロフィール写真は、ほとんどのスポットでクーポンの横にも表示されますので、両方に同じ写真を使わないでください。サムネイルサイズでもきれいに見える写真を選んでください。

タイトルと同じく、画像だけでクーポンがイメージできるものを設定しましょう。

特にFacebookクーポンの画像は小さいので、画像内に文字を入れないほうがひと目で伝わります。

 

 

自然で直接的な言葉づかいにするクーポンのタイトルは、マーケティング用のスローガンではなく、クーポンの価値を表現したものにしてください。大文字や句読点の一般的でない使い方は避けます。

「シンプルにする」と重なりますが、誰でもわかるような言葉づがいにしましょう。

 

 

適切な有効期限を設定する クーポンを確認してリクエストできるよう、有効期限まで少なくとも数日間の余裕を持たせます。友達の間でクーポンがシェアされるのに十分な時間を確保し、口コミによるマーケティングの効果を活用します。

Facebookに関係なくのクーポンサイトなどのクーポンでは、有効期限が長いほうが取得される数が多くなる傾向にあります。

ただし、クーポンを発行しすぎて店舗がまわらないなんてことにならないように、日数と座席数で計算してから設定しましょう。

 

 

クーポンを宣伝する Facebookページの一番上にクーポンを固定表示することにより、目に付きやすくします。同じクーポンを2度作成するのではなく、既存のクーポンをもう一度シェアすることをお勧めします。その方が、リクエストした人の数を追跡しやすくなります。

クーポンを作成するだけでは当然ユーザーの目には止まりません。まずはクーポンの投稿を「TOPに固定」しましょう。投稿の右上をクリックするとTOPに固定できるボタンが表示されます。

また、クーポンもFacebook広告を使って宣伝することもできます。あわせて検討しましょう。

 

 

スタッフを教育するスタッフがクーポンの利用規定や利用方法を理解しているようにします。印刷したクーポンを持ってくる人もいれば、携帯電話やタブレットに表示したクーポンを見せる人もいるためです。

店舗に行ったらのにスタッフがわからない、ということでトラブルになるケースも多いので注意しましょう。

Facebookクーポンを入手したユーザーは、「印刷したクーポンを持ってくる」か「携帯電話の画面でクーポンを表示する」のどちらかです。確実にスタッフに伝達してミスのないように準備しておきましょう。

 

 

Facebookクーポンの事例10選

業種に問わずFacebookクーポンを発行している事例を集めました。7つのポイントを実践している企業では、クーポンが比較的多く入手される傾向にあります。

ただし、単にクーポンが多く入手されればいいわけではないので、クーポン発行の目的に応じて内容を変えていきましょう。

 

1.日帰り温泉をペアで利用できる割り引きクーポン

入手した人数も多いですが、74人がこの投稿をシェアしているので口コミでクーポンが入手された可能性が高いです。ただし、Facebookページ自体の「いいね!」は約5,300人なので、Facebookクーポンによって劇的に「いいね!」が増えることはなさそうです。

箱根強羅温泉 けやき荘

箱根強羅温泉 けやき荘

 

 

2.日帰り温泉の利用を半額で提供するクーポン

上記の「けやき荘」と同じような内容で発行されたクーポンです。

「半額」という金額のインパクトから2万人近くの人がクーポンを取得しています。

那珂川 清滝

那珂川 清滝(nakagawa seiryu)

 

 

3.マッコリのボトル1本がプレゼントされるクーポン

ブタのキャラクターとあわせてお店を知ってもらうためにクーポンを紹介しています。

当然、飲み物だけを注文することはないので、料理の注文で利益を見込んでいるのでしょう。

豚とんびょうし

豚とんびょうし

 

 

4.全ての商品が一律でお得になるクーポン

ドーナツ店の商品が全て一律の金額で安くなるクーポンです。大手のドーナツチェーンが通常行なっているキャンペーンの内容に近いためユーザーからは内容がイメージしやすくなります。

 

DOUGHNUT PLANT

DOUGHNUT PLANT

 

 

5.曜日限定の割り引きクーポン

店舗で席に余裕がある曜日限定のクーポンを発行しています。

全ての人を割り引いてしまうと、店舗が利益を得られないので有効な手段と言えます。

魚料理とすし 下の一色本店 Shimonoishiki

魚料理とすし 下の一色本店 Shimonoishiki

 

 

6.初回来店の方のみ割り引きになるクーポン

新規客だけを対象にしたクーポンです。このように利用条件はわかりやすいように表記することが大切です。

ガレージ酒場 六本木

ガレージ酒場 六本木

 

 

7.飲み放題コースが割り引きになるクーポン

料理は別で注文する必要があるクーポンです。

このようなクーポンであれば、新規客を獲得しながら料理の注文で利益も確保できます。

カウラナコーンバレーカウラナコーンバレー 

 

 

8.ビジネスホテルのフロントにて商品を半額で購入できるクーポン

実際にビジネスホテルを訪れたお客さんが追加で買ってくれれば、宿泊の満足度も上がりそうです。

桑名のビジネスホテルビーエル

桑名のビジネスホテルビーエル

 

 

9.Tシャツの購入時に100円割り引きされるクーポン

このクーポン発行にあわせてプレスリリースも出していました。

プレスリリースにあるように、100人の入手を記念して200円割り引きのクーポンも新たに発行していました。

ClubT

ClubT

 

 

10.個人で運営するブログでランチを一緒にできるクーポンを発行

個人ブログのFacebookページもクーポンを利用することが可能です。

話題性重視のクーポンだと思いますが、人気ブログがますます注目されそうです。

 インターネット広告のひみつ

インターネット広告のひみつ

 

 

Facebookクーポンの作成方法

冒頭にも述べた通り、400以上の「いいね!」を獲得しているFacebookページであればクーポンの作成が可能です。

また、店舗だけでなくECサイトなどのオンラインだけで完結するビジネスのクーポン発行も可能になっています。

 

クーポンの作成方法は、Facebookクーポン作成方法の記事を参考にしてみてください。

 


※元記事 :Facebookクーポンを成功させる7つのポイント


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RSS情報:http://media.looops.net/smslab/2012/10/25/facebook-coupon-case/