2012年11月、Facebookの発表によると、Facebookページ上で企業が商品を公開し、ユーザーがそれらの商品をお気に入りのアイテムとして収集できる「Collections」という新機能を搭載するため、Facebookは試験段階にあると報じていました。
今回の記事ではコレクション機能がどういったものなのか?をご紹介します。(まだ定かではありませんが、タイムラインの1カラムデザインのCollections Manager機能とは別物だと思われます。Collections Managerは、タイムラインのメニューに表示する内容を編集する機能だと思います。)
Collections機能の特徴とは?
Collections機能では、簡単にまとめると以下のような事ができる機能です。
- 商品画像に大きいサイズの画像を使用できるため、ユーザーは詳細な情報を確認できる。
- ユーザーはお気に入りのアイテムを「ウィッシュリスト」に追加し、収集できる。
- 「このアイテムをウィッシュリストに追加した」という情報は、ユーザーのタイムラインに投稿され、友達のニュースフィードにも表示される。
- 商品のページからその企業のショッピングサイトにリンクできるため、ユーザーは商品の購入にスムーズに至ることができる
▼Collections-実際の画面のご紹介
Collectionsに期待できる効果
Collections機能は、ユーザーに分かりやすく訴求性のある画像を媒体とする点と、お気に入りの商品の情報を収集できる「ウィッシュリスト」が特徴です。
商品を画像で紹介するだけなら既存のアルバム機能と似ていますが、購買につながりやすいという点で、企業のビジネス向けの機能となっています。
また、「ウィッシュリストに追加した」投稿を見た友達が、その商品をチェックし購入までつながる導線ができるので、他のユーザーの購買意欲に働きかけができ、バイラル効果も期待できます。
ニュースフィードに表示されたCollectionsアイテムの情報について、ユーザーがどのように共有し、影響し合うかが興味深いところです。
最後に
現在、Facebookをはじめとする世界のソーシャルネットワークは、それぞれのユーザーの必要に応じた機能を作ろうと努力しています。
Facebookは、このCollections機能により、「want(欲しい)」「save(保存)」「add(追加)」「collect(集める)」「ウィッシュリスト」から、ユーザーが必要に応じてアクションを選択することができるようになると述べており、今後のFacebookの持つ可能性がより広がったように見えます。
Collections機能が試験段階を終え、その後日本でも大々的に開始させるかどうかは発表されていませんが、現在は海外の一部のPC版Facebookでのみ利用できるとのことです。
Collections機能について、ソーシャルメディア・ラボでは引き続き情報が入手でき次第、発信してまいります。
以上、Facebookの新機能「Collections」についてのご紹介でした。
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/165
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