Facebookのトップページから突然「話題にしている人」が消えました。

(実は次の日には復活しましたのでドラクエのタイトルみたいになってしまいましたが)

 

ある日ぼーっとin the looopのFacebookページを眺めていると。

 

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話題にしている人が消えているやん!

 

 話題にしている人とは  

「話題にしている人」は、あなたのFecebookページの投稿から記事を作成した人の数です。記事には以下のものが含まれます。

  • あなたの投稿のシェア、「いいね!」、コメント
  • 質問への回答
  • イベントへの出欠の返事
  • クーポンの入手
 

私のFecebookページの各投稿に対する「話題にしている人」とはどういうことですか。

https://www.facebook.com/help/293874353972579

  

なおFacebookのトップページに表示されていた「話題にしている人」の数は1週間でFacebookページの投稿から記事を作成した人の数の合計でした。この「話題にしている人」の数値を他のFacebookページとの比較対象で使っている場合も多かったかもしれません。

 

ではもう話題にしている人(いいね!、コメントをしている人のユニークユーザー)は必要ないのでしょうか?

 

Facebookページを運用していて話題にしている人(いいね!、コメント)が多い投稿なのにリーチ伸びないよねえ。という疑問を持たれている方も多いかと思います。でも話題にしている人が多いとエッジランクが上がってリーチが伸びるって聞いたけど。何が本当なの?

 

ということでリーチ数がどの数値と比例しているのかをin the looopを含めて3つのページのインサイトを見てみました。

 

まずはin the looopのインサイトです。ちなみにin the looopはオウンドメディア(in the looop)への誘導がメインですのでほとんどがリンク投稿です(ここでも「投稿は画像のほうが反応もよく、リーチがいいんじゃないの?」という疑問も出るかもしれませんがそれは別途の機会でお話します)。

 

Facebookページ「in the looop」のリーチ数、アクションを実行したユーザー、話題にしている人

Y軸の1,2,3・・・は直近2ヶ月のリーチ数の高い順の投稿です。左側からリーチ数の高い投稿ですね。

X軸の左側は「アクションを実行したユーザー」「話題にしている人」です。
X軸の右側はリーチ数です。

 

これを見ると「話題にしている人」よりも「アクションを実行したユーザー」のほうがリーチ数に比例しているような気がしますよね。

 

in the loopのページだけじゃなあ。in the looopはリンク投稿ばかりでしょ。ということでそれ以外のページ(画像、リンクがバランスよく投稿されている)を見てみました。

 

Facebookページ(ファン5,000人程度)

Facebookページ(ファン40,000人程度)

2ページとも「話題にしている人」よりは「アクションを実行したユーザー」のほうがリーチ数に比例しているんですよね。

 

というような結果になりましたが、ここで言いたいことはリーチ数を伸ばすには「アクションを実行したユーザー」のほうがリーチ数に比例しているんでクリック数を伸ばすようにしないと!ということではなく、自分が管理しているページの数値を取ってみて検証しないといけないということです。

 

もしかすると話題にしている人のほうがリーチに比例しているページもあるでしょうし、そもそもリーチを伸ばすことが目的ではなくユーザーとコミュニケーションを取るという目的だとクチコミ率のほうが指標になるでしょう。(※ クチコミ率=話題にしている人/リーチ数)

 

なにが目的で、どういう指標が取りたいのか、そしてその指標はどのようにすれば伸びるのかということを自分が管理しているページできっちりと検証してみるということが重要です。

ですので、「リーチを伸ばすための3つの○○の方法」のような記事をそのまま鵜呑みにするのではなく、仮定として自分が管理しているページで検証してみよう。とし運用していただければと思います。でないと「話題にしている人は伸びているのになんでリーチが伸びないんだろう」というところで止まってしまうかもしれません。

 

とはいえやっぱりよく分からないなあ、一緒に考えてほしいなあという場合はループスにお気軽にお問い合わせください。

 


 

と、ここまで書き上げたのに次の日Facebookページに「話題にしている人」の表示が復活しました。しかし、新しいインサイトでは「話題にしている人」が表示されていないということは事実です。やはり各数値の関連性を考えるには運用している個々のFacebookページの数値を検証しながら運用したほうがよいのは間違いないと思います。


by 岡村 健右(おかむらけんすけ)
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