11月18日より、ガイアックスはFacebookキャンペーンの国際版アプリの提供を開始しました。(関連記事:ガイアックスプレスリリース)
以前、海外向けのFacebook運用のススメの記事を出しましたが、東京オリンピック開催決定をひかえ観光客も増えていることもあり、観光地に実店舗を持つ企業なども国際的な運用に新たなマーケティング拡大の可能性があるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、海外にウケるFacebookページ運用のヒントとなりそうな5つのTIPSを拾ってみました。参考にしていただけると幸いです!
■目次
1.そもそもなぜ今「観光客向け」にSNSマーケティングなの?
1-1.日本に来る外国人観光客は増え続けている
1-2.観光客の40%が日本滞在中にSNSを使っている
【ポイント】実店舗を持つ企業は事前のマーケティングが効果的!
2.海外で推奨されているFacebookマーケティング施策
2-1.動画がやっぱりアツい!
2-2.製品の内側・制作風景を見せる
-「日本っぽさ」を出すチャンス!
2-3.カバー写真を有効活用する
2-4.ファンに直接意見を求める
2-5.投稿にファンを登場させる
1.なぜ今「観光客向け」にSNSマーケティングなの?
1-1.日本に来る外国人観光客は増え続けている
日本政府観光局の調査によると、近年日本への観光客は増え続けており、今年2013年の総観光客数は1000万人を超え、2020年には2500万人を超えると見られています。
1-2.観光客の42%が日本滞在中にSNSを使っている
また、日本に来る外国人観光客のうちおよそ90%以上の観光客がなんらかの手段で日本滞在中にインターネットを利用しています。
その利用目的は「メールチェックをするため」が圧倒的に多いですが、「SNSを使うため」という理由が42.2%を占めていることに注目したいです。
特に位置情報機能が充実しているFacebookは、日本に滞在中も情報検索ツールとして利用されているのではないでしょうか。
実店舗を持つ企業は事前のマーケティングが効果的!
以上のことから、日本に来ている外国人観光客は、滞在中にFacebookを使っていることが伺えるので、前もって観光客向けのマーケティングを進めておきたいですね。
特に実店舗を持つ企業・実際に商品を売っている企業は、このチャンスを逃さないように外国人観光客を積極的に狙っていってみてはいかがでしょうか。
3.海外で推奨されているFacebookマーケティング施策
さて、いきなり「観光客向け運用」と言われても、「ウォール投稿に英語訳を加える」以外はイメージが湧かないですよね。
以前の記事では「日本っぽさがウケる」と提案しましたが、そういったコンテンツを頻繁に出すのは難しいかと思います。。
そこで今回この項目では、より広い運用目線から今、海外で推奨されている施策をご紹介します。外国人の方や海外ではどんな運用がウケるのかのヒントになると幸いです。
※参照記事:
・How to Use Facebook to Sell Your Products and Services
・8 Ways to Improve Your Facebook Engagement
・5 Social Media Marketing Trends for 2014
3-1.動画がやっぱりアツい!
動画は、やはり非常に効果が高いと言われています。
特に最近は、Vineの6秒動画機能やInstagramの15秒動画機能のように、短い動画機能の充実が目立つので、長さよりも短時間のオリジナリティ溢れる動画が求められているのではないでしょうか。
3-2.製品の内側・制作風景を見せる
完成した製品の写真はもちろんですが、制作風景や製品の内側・こだわった点などを知る事が出来ると、ファンとしても嬉しいものです。
もちろん企業秘密レベルの内容は書けませんが、ファンしか知らない秘密を共有することで、距離感を縮められそうですね。
「日本っぽさ」を出すチャンス!
伝統的な製品の制作風景や、細かい作業を行うために必要な最新機材、お客様への思いやりの精神を語る従業員の姿など、製品の内側からファンの人に日本らしさを感じ取ってもらえるのではないでしょうか?
こういった視点から運用してみるのも面白いかもしれませんね。
3-3.カバー写真を有効活用する
カバー写真はFacebookページに行って一番最初に目につく箇所なので、言語圏が違う人にも刺さるようにこだわっていきたいですね。
定期的にカバー写真を変える・その時の目玉商品を載せる・目玉商品の画像を使う場合も、カバー写真内にその商品へのリンクを載せるなどの細かい気遣いも必要です。
また最近はカバー写真に載せる文章の制限がなくなったりと、制限が緩くなっているので、工夫を凝らしていきましょう。
3-4.ファンに直接意見を求める
ファンに直接意見を求めることも、海外ではよく見受けられます。
質問といっても、「新商品の名前」から、「新商品に一品付け加えるもの」「店内で流れるBGMは何が良いか」など、より細かいところにまでファンの意見が反映される運用が好まれます。
3-5.投稿にファンを登場させる
投稿にファンを登場させることも、推奨されています。
例えば飲食店ならそのお店で美味しそうに料理を食べているお客様の写真など、ファンの笑顔に焦点を当て、繰り返しになりますがファンとの距離感が近くなる運用がやはり効果が高いようです。
最後に
海外で今推奨されているFacebookページ運用のポイント、参考になりましたでしょうか。
日本の企業が実施する運用と比べると、海外ではファンへのダイレクトなアプローチが効果的とされています。
今日、Facebookの海外ユーザー数は日本国内の約3倍というデータもあり、Facebookのマーケット規模の大きさは圧倒的。
Facebookマーケティングの可能性のほか、純粋に 日本の価値ある文化や技術を国際的に認知してもらいたい、というユーザーレベルのモチベーションは、きっと国内の運営者のみなさんにも賛同いただけるのではと思っています。
以上、『外国人観光客の42%がSNSで情報収集している!今からやっておきたい【海外で推奨されるFacebookマーケティング運用5つのヒント】』でした。
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/276
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