Twitterを活用したマーケティング
1. #・@を活用する
キーワードをハッシュタグ(#)をつけてツイートすることで検索に引っかりやすくすることが出来ます。また、@…マークを加えてツイートするとフォローし合っていなくても、そのアカウント管理者の手元にメッセージを届けられます。もし、そのアカウント保持者がツイートをRT (リツイート) してくれればその人をフォローしている人々へもメッセージが届きます。つまり、何千や何万もの人がフォローしているアカウントの人がRTをしてくれればくれるほど、より多くの人にブランドメッセージを届けることが可能です。しかしここで注意するべき点はハッシュタグや@と文字の間にスペースを入れないこと、また@を文頭に付けてツイートすると相手だけのフォロワーにだけツイートされて自分のフォロワーにはメッセージが届かないのでご注意を。
例えば、このようにツイートすると@The_Meltアカウント管理者の目に留まり、#UXを入れることでユーザーエクスペリエンスについて検索した人の手元にも届く確率が広がります。
【freshtrax更新】SFでよく見かけるサンドイッチチェーン, @The_Melt が提供する次世代の #UX について。テクノロジー × フード http://t.co/rlTgLCc1Fq — btrax ビートラックス (@btrax_jp) March 24, 2014
2. Twitterでコンテストを開催する
Twitterコンテストはフォロワーと長期的に近い関係を作り、つながり続けるのに最適な方法です。製品やサービスを無料やディスカウントで提供するなんて勿体ない!と思う人もいるかもしれませんが、コンテストを開催することで最終的に得られる価値はそれ以上に大きいのです。もしコンテストを開催するバジェットがなくてもスポンサーを獲得するという手もあります。もし御社の製品やサービスを気にいってくれている企業なら大いにスポンサー協力をしてくれる可能性があります。聞き回ることは無料ですので、ぜひ挑戦してみてください。以下は5つのメリットとコンテスト開催までの6つのステップになります。
5つのメリット
- 新しい顧客情報を獲得しコンタクトリストを拡大させる
- ブランドの知名度を高める
- 新しいフォロワーを獲得する
- ユーザーによる一般コンテンツを獲得する
- ユーザー/ファンからの人気を繋ぎとめる
少しの時間と労力を投資しコンテストを開催することで、このように得られるものも大きいのです。中小企業から大手企業までどのブランド力向上にも役立つはずです。
開催するにあたっての6つのステップ
- 懸賞型、投票型、写真、クーポン型などの中からコンテストの種類を選ぶ
- 最適な賞品を選ぶ
- 実際にTwitter上にコンテストを作成する
- 他のSNS上やメールマガジンを通してプロモーション活動を行う
- Hootsuiteなどのツールを活用しながらコンテストをモニタリングする
- 終了後も当選者の写真を載せるなどのプロモーション活動をする
※コンテストを開催する際にはTwitterが設けたガイドラインがありますので、それに違反しないようご注意ください。
3. カード・アナリティクスでユーザーを知る
Twitterカード・アナリティクスを活用することでユーザーが自分のツイートにどう反応しているかの効果測定、及びどんな方々がフォローしているかについて深く知る事ができます。具体的にはTwitterカードを通じたページ表示数、クリック数、アプリのインストール数、フォロー数、リツイート数など他のユーザーにとって自分のTwitterアカウントがどれほど話題になっているかを総合的にトラッキング・分析できます。 ただ、ツイートをし続けるだけでは改善点も見えてきません。より効果的にユーザー/ファンを増やし、ブランド力を高め、最終的には収益を増やすためにもぜひTwitterを活用したいものです。Twitterカードの紹介ビデオ (英語) はこちらからご覧いただけます。
Facebookを活用したマーケティング
1. 投稿する時は写真も一緒に
文章だけのポストと写真付きのとでは、写真付きの方が反響やオープン率が圧倒的に高いと言われています。内容に関してもシンプルで面白いほどよりヒットします。実際に弊社もテキストだけの投稿をすることはほぼ無く、必ず何かしらの画像付きのポストを心掛けています。よくbtraxはfreshtraxの記事を投稿しますが、その際には以下のようにトップ画が画像として組み込まれます。
もしこれが文章だけのポストだとしたら、ブログへのトラフィック量は明らかに少なくなるでしょう。写真付きのブログの他には動画やオリジナルの画像を投稿するのもテキストだけの投稿よりも反響が大きいことは間違いありません。セキュリティーソフトウェアで知られるNortonは良いFacebookマーケティングをしている1つの例として参考になります。NortonのFacebookはオリジナル画像を添えた画像をよく投稿しており、動画や質問型、おもしろ画像など興味をそそる内容のものが多くあります。最近アメリカで多く見かけるインフォグラフィック(情報やデータを視覚的に伝えられる画像)も多く取り入れており、見習いたい要素がたくさんあります。
2. Facebookでコンテストを開催する
Facebookでコンテストを開催するのも上記のTwitterコンテスト同様、自社のウェブサイトへのトラフィックを増やし、プロダクト/サービスのプロモーションに繋げ、Eメールコンタクトリストを拡大させ、Facebookファンにも喜んでもらえるというメリットがあります。
もちろん、Facebookファンが喜び、興味をそそるようなコンテスト用の賞品を用意する必要があります。懸賞としては以下の4つの例が考えられます。
- リリースの1日や2日前の新製品や新サービス
- 数量限定品やタイムセール品
- プレミア賞品やサービスをディスカウントオファー
- Apple製品など外部からの電気製品
第一位の人だけでなく、第二位の人用に懸賞を用意するのも良しです。あとは締切などのスケジュール、コンテストの内容、エントリーの仕方、手順を明確にしましょう。こちらもTwitterコンテスト同様、Facebookの公式ガイドラインがありますのでそれに従うようご注意ください。 より多くの参加者を集めるためにはFacebook上のタイムラインへ参加者がコメント/ポスト出来るように、またメッセージを送信出来るように設定することも大事です。そうすることで参加者との距離を縮め、より多くの参加者を集うことを可能にします。また、Facebookファンに「いいね!」やコメントを残すよう促すこともより多くの人へ呼びかけるための手法です。 コンテストが作成できたら、Twitter, LinkedIn, Google+, YouTube, メールマガジン, フライヤー, ホームページ, 公式ブログを通してプロモーションをしてトラフィックをFacebookコンテストへと繋げましょう。その他のコンテストの手順はTwiiterコンテストの中にも記載した6つのステップを参照ください。
3. Facebookインサイトを効率的に利用する
企業用Facebookの管理者には上図のようなインサイトページへアクセスする権限が与えられます。これを常にチェックすることでFacebookページの合計いいね!数やファン数、ビジター数といった主要なデータ、細かいリーチ数やオーディエンス情報を得ることができます。これらを詳しくトラッキング・分析することでより質の高いFacebookポストの作成につながり、より多くの人へ会社やプロダクト/サービスを知ってもらうきっかけとなります。また過去のポスト結果を比較することで、いつ何曜日の何時に投稿すれば一番多くのトラフィックを獲得出来るかも推測できます。
Google+ & YouTubeを活用したマーケティング
1. URLをカスタマイズする
何も設定をしないとGoogle+のURLはランダムな数字の羅列となってしまうため、URLをカスタマイズすることで綺麗に見せることが出来ます。ホームページや名刺に記載する場合には尚更、カスタマイズすることをお勧めします。URLをカスタマイズ出来る条件は10人以上のフォローワー、アカウント作成から30日以上が経過しており、プロフィールに写真を使用していることです。ここで注意したいのは、一度変えたらもう変更は出来ないのでご注意ください。ログインすると、右上に「URLを作成する」というボタンが出てくるはずなので、そこから変更します。Google+同様、YouTubeチャンネルのURLもカスタマイズすることで、ホームページや名刺にURLを綺麗に表示出来ます。
2. タグを活用する
タグを使用することで以下の4つのメリットがあります。
- Google検索に引っかかりやすくする
- ユーザーにとってコンテンツを見つけやすくする
- ページビュー数を増やす
- 売上増加に繋げる
Twitterでも記載したハッシュタグはFacebook, Google+, YouTubeにおいても含めるべきです。当然、使用するタグはその投稿する内容に適したものを選び、名詞だけでなく、形容詞を含めることもポイントです。なぜなら多くの人は形容詞を含めた検索をよくするからです。 Google+においては、自分の名前や会社名をタグしたり、単純に検索で引っかかるようなキーワードをタグします。ハッシュタグされたキーワードをクリックすると、同じようにGoogle+上にハッシュタグされたページや記事が自動的に表示されます。ハッシュタグを付けることでより多くの人へ記事やポストを拡散させ、知名度を高め、ポテンシャルクライアントの手元にも名を届けることが出来るかもしれません。
YouTubeにおいては、タグ付けをすることでユーザーが検索した際に表示されるランキングでより高い位置を狙います。タグはビデオをアップロードをする際に加えるか、既にアップロードされているものは編集してタグ付けをします。また、キーワードをタイプするうちに自動的に選択肢が表示されるのでそこからタグ選びをすることも出来ます。
最後に
Twitter, Facebook, Google+, YouTubeの他にも、アメリカではLinkedInや公式ブログを通してマーケティングをすることが主流です。どのメディアでプロモーションをするにしろ、ホームページのトラフィックを上昇させ、コンバージョン率上昇へと繋げることが最終目的です。皆さんもソーシャルメディアをどんどん賢く活用して、効率的なマーケティングを心掛けてみませんか。btraxは上記以外にもFacebook Adsといったマーケティング広告のお手伝いもしています。ご興味がある方はhello@btrax.comまでお気軽にお問い合わせください。
Photo by: mik salac
参考: JUSTINSEELEY.COM
筆者: Hinako Sato
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