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「JRDB鈴木永人・Nさんの日記」~6月7日・8日を振り返って~
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「JRDB鈴木永人・Nさんの日記」~6月7日・8日を振り返って~

2014-06-12 22:37


    菊池:今週もよろしくお願いいたします。
       JRDB関東のパドック担当・鈴木永人さんです。

    鈴木:先週は酷い雨だったけど、その雨のお陰で芝のレースでは美味しい馬券が獲れた。
       やっぱり雨の日こそ現場力の差が出ると思う。

    菊池:今回のような悪天候は現場派の強みを生かしやすいシーンですよね。

    鈴木:パドックで馬を見れば好走のイメージが描けるので、この「差」はデカいね。
       この先まだまだ梅雨が続くので、美味しいシーンはいくらでも出てくると思う。

    菊池:雨乞いしましょう!()

    鈴木:ただダートは同じ重不良でも時計や展開が違ったりするので、
       一筋縄では行かないのが難しい所。
       まあ降級馬買ってればいいんだけれども、イメージがぼやける分、
       1着固定みたいな馬券は作りづらくなるよね。

    菊池:大荒れの天気の時は、芝の方がパドックでの馬選びに
       アドバンテージが生まれるってのも面白い話ですね。
     


    1:『馬場のお話』のページ


    菊池:では、まずは先週の馬場から振り返っていただきたいと思います。

    <東京競馬場・芝> 

    鈴木:木・金・土曜日と雨が降り続いたせいで、ドボドボの不良馬場。
       返し馬でもバシャバシャと音を立てて走っていたような状態。

    菊池:強くなったり弱くなったりはありましたが、
       ずっと降り続いていましたことで、乾くタイミングがありませんでしたね。

    鈴木:日曜日は雨が小降りになっていたけど、馬場は不良のまま。
       ただ内が大分掘れてきて、内を避けて走る馬が多かったのだけれど、
       実は3~4コーナーで内を回った馬が上位に来ていたレースが多かった。

    菊池:実は、不利に思えるコースを通った馬が好走していたということですか。

    鈴木:見た目と結果が違っていたというのは、馬場が荒れ始めた最初によく見られるケース。
       あれだけ馬場が悪いとどこを通っても同じ。
       なら距離ロスが少ない方がマシというパターンだね。

     
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