「JRDB鈴木永人・Nさんの日記」
菊池:JRDB鈴木永人さんによる競馬日記です。今週もよろしくお願いします。
鈴木:はい、よろしく。
菊池:暮れの中山開催がスタートしましたね。
中山だけ、中間にエアレーション作業を行ったと発表がありました。
開幕週から差しが決まりやすく、逃げ馬に厳しいレースが多かったですね。
鈴木:もうこれは先週から構えてたことだし想定の範囲内でしょ。
菊池:そうでしたね。エアレーション入りのパターンということで、
他場の開催においても同様に話していることとも言えます。
鈴木:ただ馬券を獲るとなるとやっぱり簡単じゃないよね。
馬券ってある偏りがある方が簡単な場合は多いから、
フラットだといろんな馬にチャンスがある分、絞り込みが難しくなる。
菊池:おっしゃる通りで。馬券の入口が広いレースは避けるのが無難ですね。
ダートはいつもどおりでしょうか。
暖冬なので、凍結防止剤が入るまで時間がかかるか。あっても年明けですかね。
鈴木:だね。例年も12月までは中山としては割と軽いダートなんだよね。
だからスピードがあるIDM上位の馬が強い。馬券的にもダートの方が簡単なはずで、
あとはどこまで相手を絞れるか?だよね。
菊池:なるほど、ダートで絞って獲れそうなレースがどれだけあるか。
これは今週末に向けてのテーマとなりそうです。
さて、阪神芝は内が有利な開幕週だったと見てよさそうですね。
鈴木:阪神はパワーのある大型馬が活躍している感じ。
芝が深いというか、重たい感じ。時計が掛かっているのが影響してるんだと思う。
菊池:暮れの阪神っぽい傾向といった感じですね。
京都からの開催替りでのギャップは大きいと言えそう。
鈴木:中京も案外に内有利だったんだよなぁ。
菊池:中京は、15年の年明けから少し傾向が変わってきましたよね。
かつては開催前半の芝1200・1400mで、外枠の上がり上位を中心に
馬券を組み立てて上手くいったこともボチボチあったのですが、
そうでない決着も増えてきて。
鈴木:外からスパっと差し切れなくて、スピードのある馬が有利なんだと思う。
菊池:3場それぞれの特徴を考えつつ、週末の戦略を練らないといけませんね。
では、先週分の出走馬から新たにストックホース入りとなる馬から見ていきましょう。
■:『ストックホース』のページ
~パドックから見た、今後条件付きで狙える馬~
菊池:週ごとに、鈴木さんがパドックで見た馬の中で、
今後条件が合えば活躍できそうな馬。
まずは、ここから聞いていきましょう。