ごく普通の日々を送っていた女子高生・立木典子(たちき のりこ)は、ある朝見た不思議な夢に誘われるように、見知らぬ異世界へと迷い込んでしまう。
言葉も常識も通用しないこの世界で、行く当てもなく彷徨う典子を救ったのは、たった一人で旅を続ける渡り戦士・イザークだった。
時を同じくして、世界中では「破壊をもたらす“天上鬼”を目覚めさせる者が現れる」「どの国よりも早く手に入れろ」と囁かれていた。
目覚めとは、そして天上鬼とは何なのか——その答えを知るかのように、イザークは典子を見て呟く。
「この娘を殺さなければならない」
言葉も文化も異なる二人の間には、それでも少しずつ小さな絆が芽生えていく。
そんな二人は、やがて壮大な運命の渦へと飲み込まれていく——。