1989年 国際サイクルロードレース
東京大会は、日比谷から大井ふ頭というコースのため、スタートとゴール地点が離れているという難点がありました。少しでも観戦しやすいように、この年からはJR品川駅から大井ふ頭までの無料送迎バスを運行し、満員だったという記録が残っています。
まだまだ観戦環境はよくなかった時代ですが、東京の中心部でレースが開催され、観客用のシャトルバスが運行されるというのは、当時としてなかなかの取り組みだったのではないでしょうか。
それでもフィニッシュ地点のみなとが丘ふ頭公園のお客さんの数はまばらな感じでしたね。
今年でツアー・オブ・ジャパンは第20回大会を迎えます。
国内でも有数の歴史を誇る、TOJをみなさんに楽しんでいただければと思い、写真と共に振り返ります。