2004年 ツアー・オブ・ジャパン 宇都宮ステージ
2004年は日本人選手の総合争いが繰り広げられました。 奈良ステージを優勝して獲得したグリーンジャージを修善寺、茂木と守ってきた愛三工業レーシングチームの別府匠選手。そして2位につけるはチーム ブリヂストン・アンカーの福島晋一選手。
2004年 ツアー・オブ・ジャパン 愛三工業レーシングチーム(一番右が別府匠選手)
2004年 ツアー・オブ・ジャパン チーム ブリヂストン・アンカー(左から2番目が福島晋一選手、ちなみに一番右がプロ観のイベントにもきていただいた井上和郎選手です)
2004年 ツアー・オブ・ジャパン 宇都宮ステージ
スタート直後から福島選手がしかけると、総合3位のチーム エチェオンドのロバート・ロザノ選手が反応。愛三工業は連日のハードワークでアシスト陣が脱落。
ロザノ選手、福島選手、そしてチーム ブリヂストン・アンカーの田代選手、シマノレーシングの鈴木真理選手、チーム マカンディナのクリスティアン・ホイレ選手の5人で、ステージ優勝争いになり、最終的にはロザノ選手がステージ優勝します。
ただし総合は僅差で福島選手がトップに浮上し、見事グリーンジャージを獲得しています。
※ロバート・ロザノ選手は後にドーピング違反で失格になっています。
迎えた最終決戦の宇都宮ステージ。
愛三工業レーシングチーム対ブリヂストン・アンカーという国内チーム同士の戦いとなりました。
この日、リーダージャージを奪うことに成功したブリヂストン・アンカーのメンバーがなんとも豪華。現ブリヂストン・アンカー監督の水谷氏(向かって右から3番目)、昨年JCFのプロチーム構想に尽力した渋谷氏(向かって一番左)、全日本チャンプの田代氏(向かって左から3番目)、福島兄弟に、まだあどけない井上氏(向かって一番右)となっています。
ちなみにステージ優勝を飾ったロザノ選手は大会終了後にドーピング陽性となりステージ優勝を剥奪されています。
今年でツアー・オブ・ジャパンは第20回大会を迎えます。
国内でも有数の歴史を誇る、TOJをみなさんに楽しんでいただければと思い、写真と共に振り返ります。