ホントは閲覧注意にしても良いくらい...パンツをチビらせたらゴメンなさい。
メキシコ・シティーからほど近い、ソチミルコという街にあるという「人形の島」...スペイン語では、イスラ・デ・ラス・ムニェカス(Isla de las Muñecas)と呼ばれています。ここは恐らく、地球上で最も不気味なスポットのひとつなのではないでしょうか?
なんたって、ホコリを被って古く変色し、ハダカにひん剥かれ、手脚やアタマをもがれ、クモの巣が張っているような人形たちが、島中トコロ狭しと吊り下げられているのですから...(滝汗)
って、聞いただけでもう静岡級にホラーですよね。世にも奇妙な悪霊島、以下の動画でツアーした気分になれますので、2本続けてどうぞ。写真も少しありますヨ。
そっち見る子は呪われますよ...?
ソチミルコ(Xochimilco)を流れる、運河に在るこの小さい島...今からおよそ50年ほど昔に、その運河で溺れて死んだ少女の霊を鎮め、悪霊を追い返すため、ソコに隠居したドン・フリアン・サンタナ・バレーラ氏が人形をブラ下げまくったと言われています。しかし、元々それらの人形は少女が亡くなった運河でたびたび見つかる人形だった...というから、また恐ろしさも倍増じゃないデスかねぇ。
ソレ以降、バレーラ氏は運河に流れる人形を探したり、近隣のゴミ捨て場から人形を漁ったり、近所の人たちから譲ってもらったりと、島に現れる少女の幽霊を鎮めるべく、精力的に人形を集めるようになりました。それに加え、この島を訪れる観光客から写真撮影料をちょっとずつ徴収していたそうなので、そのお金でまた新たな人形を購入していたかもしれませんね。
ですが一説によりますと、バレーラ氏はこの島にヨソ者を上陸させないために、人間避けのカカシとして人形を吊り下げていたとも言われているのですが...2001年に、少女が亡くなったのと同じ場所で溺死体となって発見されたバレーラ氏が、本当は何を想ってやっていたコトなのかは、もうダレにも解りません。
しかし長い年月のあいだ、野ざらしにされた赤ちゃんや子供の人形たちは、経年劣化による汚れや破損で大変おぞましいものへと変わってしまいました。それが何千体とあるのだから、不気味という言葉ではもう済まされない雰囲気Death。
マイケル・ディメンさんが撮影された動画でお判りかと思いますが、この島へは(かなり派手な)観光ボートに乗らないと上陸できないようです。メキシコ旅行をお考え中のみなさんはゼヒともこの島へ立ち寄って、ボロボロのミュージアムにお賽銭を投げ入れてみてはいかがでしょうか? でもまかり間違っても、記念に人形を一体いただき...なんて考えないように...。
最後に島の写真もどうぞ。
(写真:Esparta Palma / Rick Hall / Cordelia Persen)
Island of the Dolls: Mexico's Creepiest Places[Amusing Planet - link and videos via MetaFilter via io9]
(岡本玄介)
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