-
バーチャロン風の豪鬼にベガたち。『ストリートファイター』のキャラがロボット化
もしも『ストリートファイター』と『電脳戦機バーチャロン』が出会ったら、こうなるかもしれませんね。今回の美術のお時間は、ロボット化されCGペインティングで描かれた、『SF』のボスキャラたちです。ベガ、サガット、バイソン、バルログ、セス、豪鬼といった、主にシャドルー関係の猛者が、メカとしてカッコよく描かれています。
いやーしかし目からビームを放ち、マグマから飛び出すメカ豪鬼はスゴい躍動感ですね。各ロボットのデザインは、なんとなく『アーマードコア』や、格ゲーだけに「プラレス3四郎」なんてのも思い起こさせます。
【ギャラリーはこちら】
デザインはこのままにロボット・ゲームになったとしても、そのまま格ゲーでも、はたまたフィギュア化されても成功しそうな気がします。リングに上がったバイソンは本当にプラレスラーみたいですし、セスもバルログもゾっとする恐ろしさ漂っています。そしてベガなんか「トランスフォーマー」でディセプティコンとしてもイケるんじゃないかって? ...アリですね、マジで。
実はこれらのアートワークは、BossLogicさんとRezaさんという、ふたりのアーティストたちによるコラボ作品なんですって。
さて、ロボット化されたキャラクター・アートに心を奪われてしまったアナタ! 今後の新作に備えて、BossLogicさんのdeviantArtや、個人のウェブサイト などもチェックすべしです。
次にロボットにされるのは、どんなキャラクターでしょう...うーん、ルーファスとか?
『ストリートファイター』のボス級キャラ達がロボット化されたアートがゴツい![Kotaku Japan]
BossLogic's Deviant Art Gallery [DeviantArt via Kotaku](岡本玄介)
-
『ワンピース』の「電伝虫」を実際に作ろうとした男が1850年代にいたらしい
1850年代、ジャック・ブノワという男性がカタツムリを使った電報を作ろうとしました。まるで漫画『ワンピース』の電伝虫のような発想! 当然のことながら、この漫画の世界としか思えないアイディアは失敗に終わりましたが、驚いた事に、一部の人々は彼のアイディアを信じ、資金を提供したのです。
そこで今回は『ワンピース』の電伝虫を作ろうとした男の話をご紹介します。
ブノワ氏は、所謂オカルト信者でした。1800年代は社会的に信頼されている人ですら、降霊術を開いては地の精や妖精を呼び出しているような時代だったため、科学と魔法を合体させた突拍子も無いアイディアでも、受け入れられたのです。
ブノワ氏は研究だけでなく、発明にも手を広げました。何らかの理由で、彼はカタツムリが忠実な生き物で、2匹のカタツムリが交尾するとその2匹は常にテレパシーでリンクされ、1匹が体を動かすと、たとえどんなに離れていても、瞬時にもう1匹も同じように体を動かすだろうと考えたのです。
そして、カタツムリのペアを24作り、交尾させた後に引き離し、そのカタツムリを突っつく事で人間が別の場所にいるカタツムリに信号を送れるようにしようとしました。ブノワ氏は、このシステムを「カタツムリ電報」と呼びました。 驚く事に、このアイディアはブノワ氏のオリジナルでは無かったのです。1500年代には、既に「肉電報」という考えがあり、動物や人間には共鳴する力があると書き残されています。肉電報は、ある患者が彼の腕から取り除かれた肉を触られると鼻が痒くなると主張したことから思いついたそうです。ブノワ氏は単にこのアイディアを洗練させ、移動可能な動物で実現させようとしただけなのです。
ブノワ氏は「カタツムリ電報」を開発する上での投資家は見つけましたが、結果は人々が望むほどの正確さは得られず失敗に終わりました。そして、懐疑論者たちが厳密な試験を行うことを要請した時に、ブノワ氏は失踪。残念なことに、カタツムリ電報は実現する事無く、終わってしまったということです。
トップ画像:Leon Brooks
『ワンピース』の「電伝虫」を実際に作ろうとした男が1850年代にいたらしい[Kotaku Japan]
[via A History of the Electric Telegraph and Wiredvia io9]
(中川真知子) -
旧キャラを老いさせて新『スターウォーズ』のポスターを作ってみた
時の流れを感じさせます。 「エピソード7」こと、新たなる映画版『スター・ウォーズ』にはどうやら懐かしい面子がそろいそうだというニュースも聞こえて来ました。でも旧三部作の最後の作品『ジェダイの帰還』が公開された1983年は、遥か彼方の銀河系でこそないものの、今からしてみれば遠い昔です。きっと「エピソード7」に出てくるルーク、ハン、レイア、ランド、そしてチューバッカだって、それを演じた俳優さんたちと同じく年をとっているはず...。
というわけでイラストレーターのアダム・シクリングさんが描いちゃったのは、旧三部作のキャラクターが歳をとった、新たな『スター・ウォーズ』のポスターです。
【ギャラリーはこちら】
旧三部作の時点で200歳、『シスの復讐』にも出ていたチューバッカはあんまり老けてなさそうですけど。 『スターウォーズ』特別編以降のポスターや『バック・トゥー・ザ・フューチャー』、『インディー・ジョーンズ』シリーズ、『ハリー・ポッターと賢者の石』などを手がけたドリュー・ストゥリューザンさんのスタイルを彷彿とさせる、違和感ない仕上がりはさすがです。
そしてよくよく考えると、「エピソード7」を監督するレンズフレアの魔術師 J・J・エイブラムスさんよりも、ドリュー・ストゥリューザンさんの『スター・ウォーズ』シリーズポスターの方が先に「『スター・ウォーズ』x レンズフレア」を実現してるんですよね。 より高解像度の画像はアダム・シクリングさんのブログからどうぞ。他にもいくらか『スター・ウォーズ』モノの絵を公開されている他、映画『トワイライト』シリーズモノも描かれておられます。
旧キャラを老いさせて新『スターウォーズ』のポスターを作ってみた[Kotaku Japan]
Star Wars Episode 7 Poster[Adam Schickling via Kotaku]
(abcxyz)
1 / 252