月刊コンプエースに2013年1月号から連載の始まった、美少女神仏妖怪バトルマンガ『あにめたまえ!天声の巫女』。徐々に人気を獲得していた作品ながら、残念なことに、今作は4話で連載が終了することが作者であるRebisさんのTwitter上で明らかになりました。
しかし、この作品はここでは終わらない! なんと、雑誌を飛び出し、作者自身の手で連載を行い、紙・電子版の単行本を発売しようという非常に熱いプロジェクトが始動したのです。詳細はつづきからどうぞ。
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まず、ご存じない方に軽く説明しておくと、『あにめたまえ! 天声の巫女』は、女子高生の新人声優にして、女神に聖なる声を奉ずる「天声の巫女」である言吹心火と群雲早斬のコンビが、女神を呼び降ろし、妖怪娘を相手に戦いを繰り広げる、萌え、百合、おっぱいがいっぱい詰め込まれた、乳密度1000%の美少女神仏妖怪バトルマンガ。
作者のRebisさんのBlogに掲載されたお話によると、担当の編集者と、キャラクターのセリフなど、マンガに対する見解・方針の相違があり、激論の末、編集側から打ち切りという話が出されたとのこと。
そこでRebisさんは『あにめたまえ!天声の巫女』を4話では終わらせず、この作品を1人で続けて連載して、最終的には単行本発売まで行うというプロジェクトに挑戦すると発表しました。逆境をバネに立ち上がるという熱い展開...!
まずその最初にステップとして、『あにめたまえ!天声の巫女』の月刊コンプエース掲載分である1話~4話の無料公開がこちらのページで行われます。また、キンドル・ダイレクト・パブリッシングで、無料公開バージョンに、表紙、妖怪図鑑、同人誌2冊の再録、さらに5話の冒頭部分を加えた「0.75巻」を100円で販売する準備を進めているとのとこ。
あくまで「0.75巻」売れ行き次第ということですが、今後、5話・6話と連載を行い、それをまとめた1巻を発売し、将来的には2巻、3巻目指していくと語っています。また、単行本は電子書籍版だけでなく、紙の単行本も発売、書店に並べられるよう挑戦されるようです。
Jコミやキンドル・ダイレクト・パブリッシングのような電子書籍の配信に加え、Twitterでの連載から単行本化する作品なども登場し、様々な広がりをみせている読み物の表現の形。同人誌で最終話という動きは以前にもありましたが、電子書籍だけでなく書店流通も同時に目指すというのは凄い。
これがうまくいけば、ラジオCDやアニメ化...さらにはフィギュアなどのグッズなんかもありえるかもしれません。とにかく、マンガの未来の1つの形として、今作がどこまで広がりを見せていくのか、非常に楽しみですね!
【雑誌を飛び出して、一人で連載する冒険の旅へ!】[あにめたまえ! 一人で連載ブログ]
@rebisdungeon[Twitter]
(傭兵ペンギン)
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