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ヒカルさん のコメント

音楽はやっぱいいですよねーv
No.10
140ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
古くから、「音楽は薬になる」と言われて来ましたが、どうやら、それは正しいようです。 マギル大学の心理学者達が、400本にのぼる科学論文を分析し、 音楽が体の免疫システムを高めたり、不安を解消したり、また気分を安定させたりという神経科学的利点がある ということを示しました。 Trends in Cognitive Science に掲載されたその研究は、音楽が治療に利用出来ることを主張しています。これにより医者やセラピストは、より真剣に、音楽に目を向けることとなるでしょう。 それでは、以下から詳細をどうぞ。   【大きな画像や動画はこちら】   実際、音楽は自己投薬として頻繁に使用されています。多くの人々はコーヒーやアルコールを飲むのと同じくらい、もしくはそれ以上の頻度で音楽を聞くことで 感情を穏やかにしたり、気持ちを高めたりします 。 それだけでなく、調査の中で、モナ・リザ・チャンダ氏とダニエル・レヴィティン氏が指摘するように、音楽は、疼痛管理やリラクゼーション、心理療法や個人の成長などの健康と幸福を促進する目的で 臨床現場でも使われて います。それらの取り組みは単純に、「音楽が良い影響を与える」のだろうと直感的に行われていることが多いのですが、チャンダ氏とレヴィティン氏は、音楽が神経科学的プロセスを結ぶという具体的な結果を示したのです。 研究の中で、彼らは音楽が脳内の化学物質にプラスに影響するという科学的証拠を示すパターンを探りました。そして、音楽が影響を与えることのできる4つの領域に単離することに成功したのです。 •報酬、動機、快楽(例:摂食障害を助ける) •ストレス、覚醒(不安を軽減する) •免疫(体の免疫システムを強化し、低下による老化を遅らせる) •社会所属(社会的な繋がりと信頼の構築を助ける) そしてそれらの領域を、以下の4つの主な神経科学システムと繋げました。 •ドーパミンとオピオイド •コルチゾール(と関連するホルモン) •セロトニン(と関連するホルモン) •オキシトシン 研究者は、 リラックスできる音楽を聞いた後にストレスホルモンであるコルチゾールが減った という15の具体例を発見しました。中にはドラムサークルに参加したことで、どのようにして高齢者グループが加齢にともなう身体機能の衰弱を押しとどめるに至ったかを説明したというものもありました(ニューロンがビートにシンクロして活性化されたのです)。 また研究では、グループで歌うことで、社会的な繋がりを助けるオキシトシンを放出することも明らかにしました。そして驚くことにある調査では、ジアゼパムのような抗不安薬を摂取していた患者が、 手術の前に音楽を聞いただけで、不安のレベルを軽減 したという結果まで出したのです。当然、それには副作用も余分な料金もかかりません。科学者たちは、 音楽が脳内の内因性オピオイドペプチドの放出を誘発 したのではないかと推測しています。 「証拠は弱く間接的で、すべての研究は重要な制約に悩まされてはいますが、音楽は、ストレスを軽減させ、病気を予防し、痛みを管理する可能性を持つ選択肢のひとつと言えるでしょう。」と、研究の中で著者は主張しています。 次のステップで、チャンダ氏とレヴィティン氏は、歯の治療中や手術の前に気持ちを落ち着かせる用途として、医療または健康関連の施設で音楽が使用されることを望んでいます。 「音楽をベースとした治療は、非侵襲性で、副作用が最小限もしくは皆無で、低価格、便利で自然です。」と、一般的に、手術前の不安等を抑制するとして使用されるが、認知障害や攻撃性、行動脱抑制等の副作用があるとして知られるベンゾジアゼピンと比較して、著者は音楽の利点を記しています。 また、研究者たちは、音楽の治療効果と脳の神経科学的反応を結ぶ、さらなる研究を期待しています。 (なお今回の研究で、早い音楽よりも、ゆっくりと穏やかな音楽がよりリラックス効果をもたらしたということを留意しています。なお同研究において、リラックス効果や感情を前向きにさせるとされるニューエイジ・ミュージックは使用されていません。) 全文は、 TICS_1180.pdf で読むことが出来ます。 補足: CBC 画像: Shutterstock/GrandeDuc; jbsmusictherapy [via io9 ] (中川真知子) 関連記事
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