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むしろ日本アニメといって欲しい! 中東初のロボットアニメ『TORKAIZER』予告編
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むしろ日本アニメといって欲しい! 中東初のロボットアニメ『TORKAIZER』予告編

2013-05-27 23:07
    TORKAIZER


    「俺が逃げたら、誰が奴らを守ってやれるんだ!!」

    TORKAIZER!! と思わず叫びそうになるほど、普通に日本アニメ。そんな中東初のロボットアニメが、「Alter Ego Productions」が製作した『TORKAIZER』という作品です。

    アブダビに拠点を置くデジタルコンテンツ制作会社が、日本のロボットアニメに対する熱い思いをぶちまけつつ、「舞台は東京」に、「まるで日本アニメそのまま」に完成させたのが『TORKAIZER』の予告編です。先ごろドバイで開催された「MEFCC 2013(Middle East Film & Comic Con)」で上映され、かなりの話題を呼んだようです。

    ではさっそく、叫んでみましょう。「トルカイザーーーーーッ!!!」
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     
    『TORKAIZER』は、休暇中に東京を訪れたアーメドという青年が主人公。彼は空を飛ぶ「スペース・モンスター」という侵略者に遭遇しますが、抵抗むなしく街は破壊されてしまいます。そんな時、アーメドは『TORKAIZER』という巨大ロボットに乗り込んで......。



    ---------------------------------------

    ・ヒロイン「お願いジン、死なないで......」

    ・ロボット「人類の希望は今、あなたのコントロールにかかっています」

    ・アーメド「俺は絶対に、ギブアップはしないぜ。一緒に奴らを倒すんだ! トルカイザーーッ!」

    ・ロボット「私たちに残された可能性は、わずか8.94パーセントです」

    ・アーメド「それが俺の聞きたかった答えさ。可能性がゼロでなければ、希望はある!」


    ---------------------------------------

    いやあ、熱いっすなあ。なんでも中東では、グレンダイザーやガンダムを始め、マジンガーZなどのロボットアニメが人気を呼びながら、これまで国産のアニメがまったく製作されてこなかったのだとか。

    しかも『TORKAIZER』の舞台は東京なので、主人公以外の登場人物は日本語を話すんです。ヒロインはもちろん、冒頭で日本語を話すイケメン(ジン?)がライバルキャラっぽい感じでクールですね。


    130524.TORKAIZER2.jpg

    マフラーたなびく「TORKAIZER」の雄姿


    それにしても「TORKAIZER」というロボット、なかなかカッコいいと思いませんか? スーパーロボットとリアルロボットのカッコよさを詰め込んだ感じで、最近の日本製ロボットというより、ちょっと懐かしめの武骨なボディライン。スペース・モンスターの操るロボットがヱヴァっぽいのもいい感じです。

    ただ、今のところ『TORKAIZER』はスポンサーを探している段階で、正式な作品として製作されるかは未定のようです。しかし熱い「ロボット魂」を持つ人たちがいるなら、いつかイスラム圏発のアニメで胸を熱くする時代が来るのかも?


    Torkaizer Trailer - MEFCC 2013 [YouTube]
    Alter Ego Productions
    IGN Middle East

    (キネコ)

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2013/05/torkaizer_middleeast_anime_robot.html
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