卓上でスパルタ人と巨人を戦わせよう！ ギリシャ神話ミニチュアゲーム『ウォーゴッズ』
300人のスパルタ人が100万人ペルシャ軍を相手に死闘を繰り広げる映画『300』。先日、その続編『300 ライズ・オブ・アン・エンパイア（原題）』の予告編が公開され、ファンの間で大きな話題となりました。
今回は、古代ギリシャ筋肉映画ファンの皆さんにオススメのミニチュアゲーム『ウォーゴッズ（War Gods）』のKickstarterキャンペーンをご紹介いたします。
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ミニチュアゲームとは、兵士や兵器などのミニチュア（模型）を駒として卓上に並べ、戦場を再現して遊ぶ、対戦型のウォー・シミュレーションゲームです。
『ウォーゴッズ』は、アメリカのCrocolide Gamesから発売されているミニチュアゲームで、古代のエジプトとギリシャの神話の世界を舞台に、人間・デミゴッド（半神。『タイタンの戦い』の主人公は半神「ペルセウス」でしたね）・モンスターの軍団を操り、対戦します。
『ウォーゴッズ』がゲーム的な面で特徴的なのが命令システム。プレイヤーは各ラウンドの最初に自分の操る兵のユニットに「前進」、「突撃」、「旋回」、「退却」などの命令が書かれた命令カウンターを与え、そこに書かれた命令内容が相手にわからないように伏せておきます。
相手の命令を読みながら命令カウンターを与えるのが大事。「相手のあのユニットは突撃してきそうだから、ここは退却を選んでおこう......」のような読み合いが起こります。
そして先攻後攻を決め、各ターンの最初に自分もしくは対戦相手の命令カウンターを1つめくり、命令カウンターに書かれている通りにユニットが行動します。というわけで、自分のターンで相手のユニットを動かして、「ユニットAを突撃させてから、ユニットBを旋回させよう思ってたのに、Bが先に旋回してもAが邪魔でBが旋回出来ない！」といったように、相手の作戦を乱すなんてことも起こるのが面白いゲーム。
そんな『ウォーゴッズ』が先日、Kickstarterでギリシャ（オリンポス）側の新モデル＆新ルールブック発売のための資金を募集するキャンペーンを開始しました。
今のところ、キャンペーンは順調に進んでいて、8人の新たなデミゴッドに加え、新勢力の「トロイア」、「コリントス」、「アマゾネス」のモデルが作られることが決定。予告編で大暴れしていた「アテナイ」も登場します！
投資するともらえる物も様々。20ドル以上の投資でデミゴット1体とPDF版ルールブック、160ドル以上の投資では、スターターセット（重装歩兵1ユニット、ヒーロー等のセット）に追加でペルタスト（軽装歩兵）１ユニットと印刷版ルールブックなどがもらえます（ルールブックは英語版。ミニチュアはすべて未組立・未塗装です。また、送料別となっています）。
卓上で『タイタンの戦い』＋『300』＋『スコーピオン・キング』みたいなゲームで遊んでみたい方は、こちらのページから投資してみてはいかがでしょうか！（あくまで投資なのでリスクは自己責任で）
リアル・レオニダス王に謁見してきた私はどれくらい投資すべきか悩む所......。ちなみに、あと数日で募集が終了してしまうので、今回のキャンペーンに興味のある方お早めにどうぞ！
［Crocodile Games］
WarGods of Olympus: Mythology Miniature Battle Game［Kickstarter］
（傭兵ペンギン）
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