他のゲーム機にそっくりな名前も候補に?
『Xbox』と言う名称は今ではすっかりおなじみのものになりました。時にSEXboxなんて揶揄されることもあるものの、他の名称候補を考えれば『Xbox』でよかったと思えますよね。
『Xbox』という名前は「DirectX+box(箱)」から付けられたものですが、開発に関わった方が「Edge」に語った所によると、マイクロソフトのネーミングチームは最初の『Xbox』という名称を何故か気に入らなかったそうです。でも、そんなネーミングチームが気に入ったという他の名称候補はどれも変な名前ばかりでした。
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シェイマス・ブラックリーさん(トップ画像の方)が、Edgeのインタビューに答え、最終的な名称決定の過程について語っています。
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(最終的には)私達とネーミングチームの戦いでした。私たちはリスクを負ってでも『Xbox』で通したかったのです。その理由はわからないのですが、なぜだか彼らは(Xboxではなく)「11-X」とか「Eleven-X」という名称にしたかったようです。
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しかもそれより以前、ネーミングの初期の段階に出ていた名称候補は「MAX」とか「MARZ」、「MEGA」に「FACE」といったもの。「彼ら『ネーミングの天才』たちは頭字語を使ったものにしたがっていたんです」とのことですが、ちょっと書きだしてみると......
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AIO:All In One
E2:Extreme Experience
FACE:Full Action CEnter
MARZ:Microsoft Active Reality Zone
MEGA:Microsoft Entertainment & Gaming Attendant(もしくはAssembly)
MIC:Microsoft Interactive Center
MIND:Microsoft Interactive Network Device
P2:PowerPlay
PTPもしくはP2P:Powered To Play
TSO:Three, Six, Zero
VIP:Virtual Interactive Player
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「顔」を意味するFACEとか、マイクロフォンの略でもある「MIC」、どれも変な名前ばかりですけれども、「3、6、0」を意味する「TSO」とかは、なんだか『Xbox 360』に通じるところがありそう。
「P2」なんてPS2を連想させるような名称まで出ていたのは驚きです。でも、もしこれらの名称になっていたとしても、それはそれで慣れ親しんでいったんだろうとは思うものの、『E3』で「マイクロソフトの新ゲーム機、『E2』の発表です!」なんてやるのは流石に考えられないか。
11-X, WEP, Midway, CyberPlayGround, FACE ? the rejected names for Microsoft's first console[Edge via Kotaku]
(abcxyz)
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