実現したら欲しかった！ Kickstarterの失敗アイデアは意外と面白い

2013-07-23 18:00

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Kickstarterの没ネタ探しも面白い！

アイデアグッズの商品化や、オリジナルゲーム制作など、多種多様なプロジェクトについて、協賛者を募り、資金を集めることができるクラウドファンディングサイト『Kickstarter』。映像・出版・写真・服飾など、見ているだけでワクワクする幅広いジャンル・アイデアが扱われているのも魅力です。しかし、魅力的なアイデアも目標金額に届かなければキックスタートできないし、手に入らないシビアな世界。そんな、アイデアは面白いのに実現できなかったプロジェクトって結構あるんです！　　

■ARAIG

多数埋め込まれた振動のフィードバック装置、筋肉を電気的に収縮させるパッド、6つのサラウンドシステムを搭載。装着すると実際に被弾を感じ、革新的なゲーム体験ができると注目を受けた「ARAIG」。『omni』『Oculus Rift』と合わせれば、まさに次世代のゲーム体験だったのですが、残念ながらボツネタに。

出資者:484人
目標金額$900,000
出資総額$126,625

■The ONDA Cycle

ドリフトやスピン、片輪走行などのトリッキーな動きを実現した三輪車「ONDA Cycle」。通常のハンドルともう1つ後輪用の小さなハンドルを備えることで、自由度の高い運転を実現したアイデア三輪車です。スケボー好きな17歳の青年とエンジニアの父親による作品でしたが、残念ながら没ネタに。

出資者：84
目標金額：$30,000
出資総額：$23,220

■Double Fine Adventure

著名なゲームクリエイターTim Schafer氏とRon Gilbert氏が、新作『Double Fine Adventure』の開発費を募集。その結果、当初の目標だった開発資金40万ドルをあっという間に集め、最終的には330万ドル以上!! の開発資金をゲット。しかし、リリース予定2012年10月に対して、2013年7月現在でもそのゲームは未完成...。なんと、予想以上の資金を得たことでプロジェクトを大型化し、ゲーム内容も大幅にチェンジした結果、330万ドルの開発費を使い果たしてしまったとか。いつ完成するのかまったく未定の出資者にとって、リアルアドベンチャー状態の注目作品です。