『バトルフィールド』が好きだから、最高の『戦場(バトルフィールド)』を作りたいんだ。
9月19日から22日まで千葉・幕張メッセにて開催された国内最大のゲームイベント『東京ゲームショウ 2013』。今回は、史上最高のFPS『バトルフィールド4』をプッシュしているエレクトロニックアーツブースに注目してみました。
それでは、マルチプレイ担当プロデューサーのダニエル・マトロスさんのインタビューと体験プレイに本気を出し過ぎなレポをお届けします!
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■BF4の破壊っぷりに関して
ーーさっそくですが、BFと言えば破壊。BF4も巨大なビルが崩壊するシーンが印象的ですが、今作ではどこまで破壊出来るんでしょうか?
ダニエル・マトロス(以下:ダ):やりすぎはよくないよね。バトルフィールド バッド カンパニー2で学んだ事なんだけど、あまりにもやりすぎると、ゲームバランスが崩れてしまう危険があるんだ。
だから、BF4ではこれまでの経験をふまえて、ある程度オブジェクトを破壊することはできるんだけど、ちゃんとゲームが成り立つようにしているよ。
ーー具体的にはどのように?
ダ:詳しくは遊びながら見つけてほしいところではあるけど、流石にまっ平らな戦場にはならいようにしている。
例えば、上海のマップでは地下鉄が走っているんだ。PVで見ただろう? 当然、PVのように爆破することが出来るけど、そうやってフィールドを全て破壊すると地下での戦闘が楽しめなくなってしまう。
それは良くないから、銃撃戦や戦車戦などを最後まで楽しめるレベルで破壊できるようにしている。戦車だけ、戦闘機だけが楽しめるようなフィールドなんてつまらないだろう?
■マルチプレイで注目してほしいポイント
ーー開発者としてプレイヤーたちに注目してほしいポイントはどこですか?
ダ:全部だね(笑)。たくさんありすぎて困るよ。ただ、今回に関してはコマンダーモードに1番注力している。自分もプレイしていて楽しかった。
コマンダーは文字通り、司令官としてチームのリーダーになってもらって、戦車やヘリに攻撃指示を出したり、EMPで敵の妨害をしたり出来る。それと、あのトマホークミサイルでの攻撃もあるしね。
他にも、味方兵士への銃弾補充や兵器の追加輸送なども出来る。難しい操作ではないと思うから、コマンダーモードを使いこなせるようになるまでにそれほど時間はかからないと思う。
■影響を受けたエンターテイメントとは
ーー今のご自分に一番強い影響を与えたエンターテイメントってなんですか?
ダ:難しい質問だね......。うーん、 やっぱり『バトルフィールド1942』かな。
ラーズさん(BF2リードデザイナーでBFシリーズを手掛ける名クリエイター)が遊んでいるのをみたときに、ここで働きたいと思ったんだ。その後、ラーズさんはBF2を完成させたけど、その作品を遊んだ人たちがスタッフとなって、BF4の製作にたくさん参加しているんだ。
BF4はBF2へのオマージュでもあって、2を誰よりもやり込んだ人が集まって作られた作品だから、自信を持って最高のFPSが出来たと言えるよ。
■日本に関して
ーー日本ファンの中には、日本兵の登場に期待して動画を作った人がいるのですが、BF4のDLC、もしくは今後のシリーズで日本兵の登場や日本語音声を実装する予定はありますか?
ダ:すべての可能性は0じゃないさ。ファンが望むなら僕たちは何でも真剣に検討する準備はいつでも出来ている。
ーー最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
ダ:バトルフィールドを長く愛してくれて、そして遊んでくれてありがとう。ファンになっていただけて、ぼくたちはとても嬉しいです!
私も一人のBFファンとしてお会い出来て光栄でした。あ、サインもらい忘れた...。さて、次はEAブースでのBF4体験プレイについて。
最新ゲーム機『プレイステーション4』を使って、『バトルフィールド 4』のチーム戦がプレイ出来ました。爆弾を敵陣内にある目的地に運んで設置するという、逆フラッグ戦的なゲームモードです。
初日の開幕と同時に、BF好きを名乗っている以上は行かねばなるまいとEAブースへ直行し、試遊してきました!
BF3が発表された当時は美麗なゲームワールドに世界中が驚かされましたが、今作でもそのハイクオリティなグラフィックは健在。
壁を壊す、ガラスを割るなんて朝飯前。戦闘車輛で立体駐車場を破壊しつくし、逃げ惑う兵士を壁ごと打ち抜く。高層ビルの上部からロケットランチャーの雨が降ってくるという、ハイテンションな戦場を駆け抜けてきましたよ。
熱くなりすぎた(反省)。
ゲームプレイの前に小部屋で女性兵士(隣はイケメン兵士だった模様)に「さぁ戦場にいくわよ! 準備はいいか! GO! GO!」と煽られるのが、とても良い演出でした。超美人な白人レディでしたよ。
(haruYasy.)
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