みなさん、ホラー映画って隅々までじっくり見てますか? 訳者は、ストーリーの展開がめちゃくちゃな上に盛り上がるまでに時間がかかり過ぎで、1シーンがやたら長く、出演者が鼻くそを食べるシーンが無駄にグロいドイツ映画の『新ゾンビ』以外、セットをじっくり見たことはありません。
何しろホラー映画って基本的にテンポが良いし、全体的に背景が暗いし、何より緊張しながら見ているので、あんまり細部まで見ることがないんですよね。何十回も見ている作品でも、細部まで見ているかどうか...。
だからホラー映画の間違いなんて、あまり気にかけたことがありませんでしたが...見てみると意外にいろいろとあるものなんですね。そんな間違いや「おっとっと...」という瞬間を、人気映画サイトのmoviefoneが特集しています。少し古い記事ではありますが、面白かったのでご紹介します。
それでは、以下からどうぞ! これらの「あらら、やっちゃったね」という間違い、あなたは気付いていましたか?
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■『デッドコースター』
死人続出の『ファイナル・デスティネーション』シリーズの2作目、『デッドコースター』での1コマ。落下するガラス板の下敷きになってペッシャンコになる男性。よーく見ると、この人形、腕が長過ぎやしませんか?
■『13日の金曜日/ジェイソンの命日』
クライマックスで、ジェシカがジェイソンに吹っ飛ばされるシーン。ジェシカの後ろに大きなブルーのマットが...! これは見せちゃダメでしょう〜。
■『スクリーム』
クライマックスでシドニーの父親がクローゼットから脱出する時、一緒に物がガチャガチャと出てきますが、その物を投げているクルーの手が映ってます。
■『チャイルド・プレイ2』
クルーメンバーは、以外に「出たがり」なのかもしれません。『チャイルド・プレイ2』では、クルーの頭がハッキリと映っていました。
■『13日の金曜日 PART3D』
ジェイソンがリックの頭部を押しつぶそうとしているシーン。あぁ...! 目にワイヤーが仕掛けられているのがバレちゃってます!!
■『エルム街の悪夢』
ナンシーが目を覚ました時、彼女は顎にバンドエイドをしていましたが、次のショットでは消えています。
■『鳥』
アルフレッド・ヒッチコックの傑作『鳥』でも、整合性の取れていない傷の間違いを発見。
でも、この映画の間違い(?)は、こんな細かい所ではないでしょう。男性に興味を持った女性が、男性の住所を調べて長距離運転し、ボートにまで乗り、家にラブバードを持っていくこと(生き物のプレゼントは非常に迷惑なのに!)。
そして、極めて怪しい女性の行動に誰も突っ込みを入れることもなく、嫌悪感を示すわけでもなく、男性の周囲の人間にすんなりと受け入れらるという設定ではないでしょうか。この時代にはこういう展開もありだったんでしょうか? 今なら、(その当時でも)ストーカーとして訴えられそうなものなんですけどね...。
■『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』
この映画がホラーと区分されるべきかどうかの議論は置いておくとして...、リックとエヴリンが魔法のブレスレットを見つけた後で、大量の水が彼らを襲うシーンでの1コマ。ここではボディダブルが使われていますが、そのボディダブルさんがハッキリと映ってしまっています。
これらの問題のシーン、みなさんはご存知でしたか? どれもこれも注意してみていないと分からないようなものなのに、よく見つけられましたよね。
Horror Movie Mistakes: 8 'Oops' Moments That Might Make You Scream (PHOTOS)[via moviefone]
(中川真知子)
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