グラインドハウス+テレビゲーム+VHS品質=新聞配達!?
1984年にアタリが発売したアーケードゲーム『ペーパーボーイ』。これは後々に「ファミコン」版や「メガドライブ」版、そして「プレイステーション2」版にも移植されていたので、ご存知の方も多いかもしれません。
しかし何故かこの2013年に、その『ペーパーボーイ』が80年代の復讐劇風B級ホラー映画(というかトロマ)っぽく実写で作られた...というのだから、これは妙に期待してしまいます。
動画内では音楽までいかにもな感じで作られており、馴染みのある方々であれば思わずニヤリとせずにはいられない、あえての低い完成度となっております。
何もかもがチープですが、グロいシーンも多いので閲覧注意でどうぞ!
【大きな画像や動画はこちら】
なぜ? どうして? しかも、あえて何度かダビングした感じの劣化VHSビデオ・クオリティーで!?
ストーリーも安直で、配達員たちが次々に惨殺されるのは、事件が一面を飾れば購買者が増えるから...という新聞社の編集長の企みがあり、主役のペーパーボーイは殺された仲間への復讐と、囚われの身となった恋人を救うために立ち上がります。
さて、賢明な方々はもうお気付きかと思いますが、この動画はジョークで作られたトレイラーなんですよね。なのでまぁ、残念ながら長編ではないのですが。
制作したのは、YouTubeで「インターネット上で最も嫌われるショー」をモットーとした動画を公開している、SILVERMANIA。運営がたったのふたりだけらしいのですが、ナイスなセンスをしていますよね。
ちなみにですが、この『ペーパーボーイ3:ザ・ハード・ウェイ』、すでにサウンド・トラックが作られており、ダウンロードまで出来るようになっています。(良い意味で)ダサダサの80年代に浸りたいみなさん、ぜひともそちらもチェックしてみてください!
Paperboy 3: The hard Way[YouTube via Kotaku]
(岡本玄介)
関連記事
- リアルすぎ...!! 『ジャッジ・ドレッド』のあのアゴを特殊メイクで完全再現してみた
- 新冷戦時代のディストピアSF! 『The Machine』予告編が超クール
- it's テレホタイム! ダイヤルアップ接続音がどんなやり取りをしていたかをビジュアル解析しよう