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jeykhawkさん のコメント

幻肢痛(ファントムペイン)は、実際には肉体が欠損して存在していないのに、脳の中ではその部分がまだ存在しているということになっていて、たとえるなら既に廃線になって駅も線路も実際にはないのに、ホストコンピュータ上にはその駅がまだあることになっていてオンラインでその駅までの切符が買えてしまうようなもの。そして、欠損箇所をつかさどる脳に痛覚刺激物質(カルシウムなど)が入り込むことで、ペンチで押しつぶしたような痛みを感じる現象をいう。ファントムペインの痛みが一様なのも、直接痛いわけじゃなく「脳がそう感じているだけ」だから。

で、今回のカタツムリのテレパシーオカルトとはまったく関係がない。

ちなみに、幻肢痛の処方には、リリカカプセルなどの神経伝達物質抑制剤とかが処方される。
あと、幻肢痛が起こったら自分に暗示をかけるように「ここは本当は痛くない。ここはもう俺の体に存在しない」と強く念じ続けると、幻肢痛の起きる頻度が減少する。自分はこの方法でだいぶ幻肢痛から解放されたが、4年以上たった今でも不意打ちのように襲ってくることもある。
No.27
111ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1850年代、ジャック・ブノワという男性が カタツムリを使った電報 を作ろうとしました。まるで漫画『ワンピース』の電伝虫のような発想! 当然のことながら、この漫画の世界としか思えないアイディアは失敗に終わりましたが、驚いた事に、 一部の人々は彼のアイディアを信じ、資金を提供した のです。 そこで今回は『ワンピース』の電伝虫を作ろうとした男の話をご紹介します。 ブノワ氏は、所謂 オカルト信者 でした。1800年代は社会的に信頼されている人ですら、降霊術を開いては地の精や妖精を呼び出しているような時代だったため、科学と魔法を合体させた突拍子も無いアイディアでも、受け入れられたのです。 ブノワ氏は研究だけでなく、発明にも手を広げました。何らかの理由で、彼はカタツムリが忠実な生き物で、2匹のカタツムリが交尾するとその2匹は 常にテレパシーでリンク され、1匹が体を動かすと、たとえどんなに離れていても、瞬時にもう1匹も同じように体を動かすだろうと考えたのです。 そして、カタツムリのペアを24作り、交尾させた後に引き離し、そのカタツムリを突っつく事で人間が別の場所にいるカタツムリに信号を送れるようにしようとしました。ブノワ氏は、このシステムを「 カタツムリ電報 」と呼びました。 驚く事に、このアイディアはブノワ氏の オリジナルでは無かった のです。1500年代には、既に「 肉電報 」という考えがあり、動物や人間には共鳴する力があると書き残されています。肉電報は、ある患者が 彼の腕から取り除かれた肉を触られると鼻が痒くなる と主張したことから思いついたそうです。ブノワ氏は単にこのアイディアを洗練させ、移動可能な動物で実現させようとしただけなのです。 ブノワ氏は「カタツムリ電報」を開発する上での投資家は見つけましたが、結果は人々が望むほどの正確さは得られず失敗に終わりました。そして、懐疑論者たちが厳密な試験を行うことを要請した時に、ブノワ氏は 失踪 。残念なことに、カタツムリ電報は実現する事無く、終わってしまったということです。 トップ画像: Leon Brooks 『ワンピース』の「電伝虫」を実際に作ろうとした男が1850年代にいたらしい [Kotaku Japan] [via A History of the Electric Telegraph and Wired via io9 ] (中川真知子)
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