ゲームを作って、遊んでもらえる喜びを経験できるチャンス 「カタン」(先日レゴ版をご紹介しましたね)をきっかけに、ボードゲーム・ファンの間でブームとなった90年台の「ドイツゲーム」。当時の「ドイツゲーム」は運と戦略性の絶妙なバランスや、わかりやすく簡潔でありながら奥深いゲーム性などから、20年近くたった今でも多くの人に親しまれています。 そして今年、そんな90年台の「ドイツゲーム」に通ずる魅力をもったボードゲームのデザインを募集するコンテスト、「東京ドイツゲーム賞」が開催されます。なんでも、大賞作品には賞金20万円が用意されているだけでなく、実際に商品化される可能性もあるんだとか。詳細は以下からどうぞ。
 
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「東京ドイツゲーム賞」はボードゲーム専門店のテンデイズゲームズと、ボードゲームの輸入代理店New Games Orderの共同開催。こちらこちらで紹介されているような、「ドイツゲーム」の流れを組むボードゲーム/カードゲームをデザインし、応募するコンテストとなっています(アイデアではなくゲーム全体の企画・デザインを応募するコンテストです)。 現在募集が始まっている一次審査の作品の提出に必要なものは、「作品の内容・概要が具体的にわかる書類」、「資料」、「ルールブック」など。それらをメールもしくは郵送で提出する必要があります。より詳しい募集要項はこちらをご確認下さい。一次審査の締め切りは11月30日ですよ! 前述のように賞金は20万円。もちろんそれも魅力的ですが、何より注目なのは実際に商品化される可能性があるというところ。自分のデザインしたゲームがお店に並んで、全国の人に遊んでもらえるなんてめったに経験できることではないですし、なにより超嬉しいですよね。 コンテストの審査員はテンデイズゲームズの田中誠さん、B2F Gamesの吉田恒平さん、ゲームデザイナーの沢田さんが担当。お三方とも今回のコンテストの開催までの経緯や、審査基準のヒントとなるようなお話をこちらのUSTREAM配信の録画映像で語っているので、応募してみようという方はコンテストの対策を兼ねて、ぜひともご覧ください。 また、「ボードゲームは最近始めたばかりでドイツゲームにそんなに詳しくないよ!」という(私のような)方もきっと多く居らっしゃると思いますが、それに関して吉田さんは、自身のblogの中で「あまり構えず出していだければ幸い」と語っていますので、ひとまず安心(?)。 日々こんなゲームで遊んでみたいなぁなんて日々考えている人や、(コンピューターゲームでも)ゲームの企画やってみたいと思っている人はこれを機会に一本ゲームを作って応募してみてはいかがでしょうか。例え大賞は取れなくても、かけがえのない経験となるはず。これから私も、一本作ってみます!
ゲームデザインコンテスト「東京ドイツゲーム賞」開催![Daily Life is a game]
「東京ドイツゲーム賞」開催[Table Game in the World]
東京ドイツゲーム賞。[B2F Games] (傭兵ペンギン)
RSS情報:http://www.kotaku.jp/2012/08/tokyo_german_game.html