映画『エイリアン』で活躍した、二足歩行型フォークリフトのパワーローダー。いくら無骨でカッコ良いからと言って、こんな重厚なメカをコスプレにしてしまうのは、かなりの労力と体力が必要です。
しかし、ドイツにお住まいのカーステン・リーウィーさんは、たったの100時間の作業で、キャタピラーP5000パワーローダーのコスプレを造っただけなく、13ヶ月になるご自身のお嬢さんを操縦席に座らせる形のコスチュームを制作されたんです。
これは親の愛なのか、極度の『エイリアン』好きをこじらせたのか? はたまたその両方なのか?
LEDライトや音楽プレイヤーまで搭載した、このコスプレが動いて踊る様子をご覧いただき、皆さんの目で確認して貰いたいと思います。どうぞ!
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キャント・タッチ・ディス! ってまさかのM.C.ハマー!
赤ちゃん自身も、このコスプレを楽しんでいたというこちらは、ご覧のように両方の手脚が動かせるようになっています。そして背中に背負った12ボルトのバッテリー・パックのおかげで、LEDライトが(左手に仕込んだスイッチによって)点灯し、ブルートゥース対応のラジカセ・プレイヤーがパワーローダーの歩く機械音、そしてM.C.ハマーなどの小粋なミュージックを奏でることも出来るのでです。
このコスチュームは、地元で毎年行われる『Karneval』というパレードのためにこしらえたそうで、特にコミコンとかコスプレ系イベント用ではなかったようです。
近所でそんなお祭りがあるなんて、かなり羨ましいですね。さすがにイタリアの知覚ロボット工学研究室で造られた、「ほぼパワーローダー」ほど実用的ではないかもしれませんが、ベビーカーの代わりに重宝しそうなコスプレでした。
[Via Gamma Squad via io9]
(岡本玄介)
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