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怪我人、死人も出る「スポーツ」、トレイン・サーフィングの短編ドキュメンタリーです。
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「スタッフ・ライディング」(Staff Riding)としても知られるトレイン・サーフィングは、走る通勤電車の上に乗ったり、電車からぶら下がったりする行為です。感電死したり、電車から落ちて轢かれたりと、悲惨な事故もある一方で、スポーツや自己表現として一部で人気を集めているようです。
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世界報道写真財団(World Press Photo)による、第4回マルチメディアコンテストで1位獲得の、南アフリカの若者たちの間で流行るトレイン・サーフィングに関して記録した、イタリアのマルコ・カジーノさんの短編ドキュメンタリー、『Staff Riding』を見てみましょう。
「ある種の自己表現で、怒りを吐き出すのに誰かを殴ったり、物を盗んだりする代わりに怒りを表現するんだ」と語る22歳のトレイン・サーファー、チャベディさん(最初に話しだす若者)。チャベディさんの母親でもある、看護師のタビセンさんは、トレイン・サーフィンをする息子を心配しています。
一方で、サーフィンによる危険性もドキュメンタリーの中で語られており、途中登場するシブシソさんは、電気ケーブルを掴み、両手を失ったサーファーです。
2006年には当時の交通大臣が5000人を安全管理官として新たに雇い入れ、トレイン・サーフィンを減らそうという試みもあったようですし、現在も現地の学校は若者にトレイン・サーフィンをしないよう仕向ける必要性があると感じているとのことです。
危険性については言うまでもありませんが、くれぐれも真似しないでください。サーフィンは海でしましょう。危険行為ではありませんが。波に乗りながらギターを奏でるほうが皆の心配にならないかもしれませんね。
[via Shots]
(abcxyz)
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