本日5月4日は、みどりの日! 祝日法によれば「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日ということなので、今回は自然に感謝しながら、緑色を基調とするアメコミヒーローを5人をまとめてご紹介します。

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キャラクターの紹介のほか、自然に親しめるかどうかはわからないけど連休中に読むのには最適な原作コミックも合わせて紹介しますよ!


■ハルク(マーベル・コミックス)

ハルク


実験中の事故でガンマ線を浴びてしまった天才物理学者ブルース・バナーが、怒りや憎しみの感情を抱くと変身するヒーロー。特徴はなんといっても、宇宙最強クラスの怪力。怒りの末に暴走してしまうこともあり、ヒーローチーム『アベンジャーズ』は、ロキに騙されて暴走したハルクを止めるために集結したことが始まりだったりします。

ちなみに、ハルクは緑のヒーローというイメージかと思いますが、実は1962年の初登場時はグレーのキャラクターとして誕生。しかしながら、色付け時にグレーに濃淡つけるのが大変だったらしく、色が変更され、お馴染みの緑のカラーリングになったそうです(もっと後のエピソードでハルクがグレーになる時期もありましたが)。

ハルクのことをもっと知りたいという方は『ワールド・ウォー・ハルク』がオススメ。『プラネット・ハルク(未邦訳)』で「アイアンマン」や「プロフェッサーX」らに危険視され、地球から追放されてしまったハルクが漂流先の惑星から仲間を連れて地球へ攻撃を仕掛け、復讐のためにヒーローたちをぶちのめしていくというストーリーが熱い作品です。

残念ながら『プラネット・ハルク』は邦訳されていないので、それを原作とするアニメ『超人ハルク:サカールの預言』も合わせてチェックすると良いでしょう!


■グリーンランタン(DCコミックス)

グリーンランタン


宇宙警察「グリーンランタン・コァ」から、使用者の想像したものを具現化する指輪「パワーリング」とそのリングにパワーを充填するランタン型の装置「パワーバッテリー」を授かり、平和を守るために戦うヒーロー。ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の常連メンバーでもあります。

グリーンランタンはヒーローの総称であり、今まで6人の地球人がその名で活躍しました。その中でも元テストパイロットで、実写映画版の主人公にもなった2代目の「ハル・ジョーダン」と、元海兵隊員で初の黒人グリーンランタンでありアニメ『ジャスティス・リーグ』に登場した3代目「ジョン・スチュワート」が有名。

邦訳コミックは、ハル・ジョーダンがグリーンランタンに選ばれた時のエピソードを描く『グリーンランタン:シークレット・オリジン』が最初の一冊として読みやすく、オススメです。


■グリーンアロー(DCコミックス)

グリーンアロー


スーパーパワーは一切持たないものの、無人島に漂着した時に生き延びるために手に入れた弓の腕、鍛え上げられた肉体を武器に悪と戦うヒーロー「グリーンアロー」ことオリバー・クイーン。最近はドラマ『ARROW/アロー』が話題のキャラクターです。

当初はドラマ同様に億万長者という設定で、スーパーパワーがないことも似ているバットマン同様、アロー・カーやアロー・ケイブなどを持っていたのですが、後に財産を奪われ破産。そこから素敵なヒゲを生やした皮肉屋キャラに。

邦訳コミックは、『グリーンランタン/グリーンアロー』がオススメ。グリーンアローが親友のグリーンランタンと共にアメリカ横断旅行をしながら、人種差別や麻薬、環境破壊など、ヒーローですら解決できない社会問題に直面していくというちょっと変わっているものの、面白い作品です。ニール・アダムスの絵も素敵。


■スワンプシング(DCコミックス)

スワンプシング


植物学者のアレック・ホランドが沼辺の研究室で植物の成長を促進させる薬を開発中に、同僚が仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ、薬品で全身が焼け沼に転落し、植物と融合して誕生したかなりモンスター寄りなヒーロー。一番「みどりの日」っぽいかな?

怪力の他、植物を操作したり、その中に入り込んだりすることができ、さらに植物を素早く成長させることで傷をすぐさま回復するなど、様々な能力を持っています。ちなみに『怪人スワンプ・シング』というタイトルで2回実写映画化しているので、そちらの方でご存じの方も多いかも?

邦訳コミックは『ウォッチメン』や『Vフォーベンデッタ』などで知られるアラン・ムーア作の『スワンプシング』がオススメ(これしか発売されてないのですが......)。アラン・ムーアのアメリカデビュー作であり、キャラクターの設定を変え、独特な雰囲気や哲学を持つホラー・ファンタジーにしたことで人気を博した作品です。


■ドラックス・ザ・デストロイヤー(マーベル・コミックス)

ドラックス


タイタン人のヴィラン、サノスによって家族もろとも殺された人間の男、アーサー・ダグラスの魂が、サノスの父メンターとサノスの祖父であり神のクロノスによって、強力な肉体に移し替えられた結果生まれた対サノス用の暗殺者(と書いてヒーローと読んでくれ)。

怪力、再生能力、卓越した戦闘技術の他、サノスの位置を探知する能力などを持ちます。サノスを殺した後で、宇宙ヒーロー・チームであり、歴代メンバーのうち4名が緑の肌を持つ「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」に参加。同じく緑のヒロイン、ガモラと共にマッチョ担当として活躍。緑色ではないけど木と一緒に戦うんで、彼もかなり「みどりの日」なヒーロー。

ドラックスが気になる方は、iOSアプリ『Marvel グローバル コミック』で『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』を読むのがオススメ。今度公開される同チームの実写版の映画の予習としても最適ですよ!


気になる緑色ヒーローはいましたか? 彼らの活躍を読んで、楽しく豊かな心をはぐくんで見てはいかがでしょうか。


Hulk[Marvel](画像)
Arthur Douglas[Marvel Database](画像)
Hal Jordan[DC Database](画像)
Green Arrow[DC Database](画像)
Swamp Thing[DC Database](画像)
Green Lantern - Green Arrow[DC Database](画像)

傭兵ペンギン

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/05/green-heroes.html