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ニンニク戦車さん のコメント

↑それや!
No.2
122ヶ月前
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セグウェイの技術 よ、ありがとう!  たとえば『アイアンマン』や『鉄腕アトム』のように、足の裏から ジェット噴射 をして中空を駆け回る、あの 空想科学独特のアクション 。あれ、カッコ良いだけでなく、もし出来るのなら自分でもやってみたいモンですよね。 【大きな画像や動画はこちら】 でも皆さん、「あんなのしょせんはSFの中だけじゃん」などと思うなかれ。 大学にお勤めの博士 に言わせると、なんとあのメカニズムは現代科学で 実現可能 なんですって。今回は、ノースカロライナ州立大学の ラリー・シルヴァーバーグ博士 からのお話を元に、その辺詳しくみてみましょう。 「JALOPNIK」で紹介されていたこのお話。シルヴァーバーグ博士は 「疑問に思うまでもなく可能である」 といっています。 シルヴァーバーグ博士の 研究分野 は、空気力学、推進力、宇宙探査システム、エネルギー・システム、構造整備、力学、振動、それらの制御システムに至るまで、 かなり多岐に渡ります 。 まるで 平成のお茶の水博士 といった絶倫科学者っぷり。今回の質問をぶつけるのに、これ以上頼もしい方はいないかもしれません。 ジェットがカカトから出る場合は特に 1作目の『アイアンマン』では、トニー・スタークが 直立した姿勢 で空中浮遊のテストをしていた場面などがありましたが、やっぱりあれは 映画の中の描写 です。 素人考えでは、現実の世界でロケット・ブーツを履いて起動させた時、浮いた直後に上のイラストのように頭からつんのめって、 ひっくり返されて しまうのではないか? なんて思ってしまうのですが...? シルヴァーバーグ博士は、とあるヒントを提示してくれました。それがあの 「セグウェイ」 。 乗っている姿は、決して超クールとは言いがたいセグウェイでも、 ジャイロ・センサー がロケット・ブーツに応用できるとなれば、かなりイカした発明であったことが理解できるかと思います。 簡単に機能を説明しますと、手のひらを上にして、そこに逆さまに立てたホウキが 傾く方向 に自分の手を前後左右に動かして、 重心を上手にとる のと同じことを、センサーが機械的にやってくれるのがセグウェイの動きとなっています。 なのでまず、ブーツに ジャイロ・センサー が組み込まれたら、上のイラストのようにはならないのです。 セグウェイのおかげで、いつか可能になる シルヴァーバーグ博士いわく、人間の脚が重力に対して2本脚で立てる限り、ジャンプした着地の衝撃が 約453キログラムでも耐えられる と言っています。 それを基に考えると、ほぼどんなロケット・ブーツが足の裏から強烈な推進力を放出しても、人は耐えられる計算になるのだそうです。しかしながら、 膝はそんなに強くない そうですので、ブーツは膝上までをプロテクトしつつ、固定するデザインにしなければいけません。 下のイラストは、シルヴァーバーグ博士の アイディア をブーツにしたものです。固定可能な膝パーツや、前後2対ずつのジェット、そしてジェットが当たる部分には耐熱素材でしっかりカバー、底面にはショック・アブソーバー、 そしてSFっぽさを演出するためだけ に付けられたライトといった機能もマストでしょう。 ※燃料タンクは別の場所に装備が必要です デザイン的には『アイアンマン』や『鉄腕アトム』なんかとも違いますが、むしろこっちのほうが SFチック ですよね。膝の固定にはバックルではなく、バイクに取り付ける 油圧ダンパー なんかでも良さそうな気がします。 上のイラストにも描かれていますが、スネの辺りにあるのが 制御用コンピューター 。これもまた非常に大事なパーツです。各種センサー類やジェット噴射の量を コントロール してくれるCPUもないことには、手動で空を飛んだりするなんてトンでもないことです。 ただし注意が必要なのが...飛行中、常にのしかかる強烈な 「G(重力加速度)」 。これのせいで飛んでいる最中に気絶なんかしたら大事故に繋がってしまいます。ある程度の 訓練 と、『ロケッティア』的な ヘルメット の着用が好ましいですね。 それに、ロケットがどれほどの燃料を必要とするのかここでは触れませんが...数秒だけ浮くにしても飛行するにしても、 それ相応の燃料+タンク を背負わなければいけません。なので全装備の総重量が、身体にかなりの 負担 をかけることも念頭に置く必要が有りますね。 そんな装備面も踏まえると、一発だけズドーンを空めがけてジャンプするだけなら現実的でも、街中を飛び回り、高層ビルの最上階でしばらく 女性のお風呂シーンを覗く のは、まだまだ遠い未来のことになりそうです。 『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』スター・ロードのブーツはかなりイイ線 博士と取材にあたった記者は、爆発の力ではなく、長いケーブルから電力を供給する プラズマ・モーター を使ったロケット・ブーツだったらどうだろうか? という話にも及んだそうです。 ですが話は横道に逸れてしまい、飛んでいる間に 座席 に座れたら良いんじゃないか?  雨風 をしのげたら良いんじゃないか? なんてアイディアを出していたら気付いてしまったのです。人類はすでにそれを発明したことを。そう...スキー場の 「リフト」 という偉大な乗り物の存在を。 とにもかくにも、空想科学でしかなかった念願のロケット・ブーツは、現代科学の力があれば 実現が可能 というのが判明しただけでワクテカですよね。 いつ、誰がどこで造るのかはまだわかりませんが...そのうちあの、 「マジでロケットが撃てる、ガチな自作『アイアンマン』ガントレット」 を自作された人とかが、このロケット・ブーツを造っちゃうかもしれませんね。 他力本願 で期待しておきたいところです。 Engineering Professor: Rocket Boots Are Possible Thanks To The Segway [JALOPNIK] ( 岡本玄介 ) 関連記事 これが愛だZ! 『聖闘士星矢 ウォッチ』で小宇宙を燃やせッ! スマホ連動スマートコンロでオカンの味を再現できるのか? 「乾燥しやすくなった」がサイン。40代女性に増加中の「年齢敏感肌」
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