中東のアーティストSaint Hoaxさんが、5歳の子供も拒食症と診断される現状に警告を出すため、拒食症のディズニーキャラを描いてくれました。題して「ロイヤルミスフィッツ」。
少々ショッキングな画像が続きますが、最後までご覧下さい。
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白目は充血し、目つきも...なアリエル
逞しい筋肉はどこへ。今にも倒れそうなヘラクレス
骸骨の上に皮膚を貼ったような白雪姫
すっかり痩せて服もぶかぶか。鳩尾まで見えてしまってるエリック
血色も悪く、浮かび上がた骨が痛々しいジャスミン
近年、日本でも問題になっている拒食症。女性だけではなく、若い年齢層で、痩せている=綺麗といった偏った美意識や「食べなきゃ痩せる、痩せたら綺麗、食べたら負けだ、醜い!」など間違った認識が広がっていて、発症する年齢層も、年々下がる一方となっています。
「アイドル、グラビア、芸能人。皆痩せてるもん、自分だって平気。」
...なんて、大間違いです。彼らはきちんと医師と相談しながら、自分の体を知った上での、コントロールを行っているので、健康体のまま綺麗な体を保つことができているのでしょう。
無理をすれば、土色みたいになった血色に、血走る白目、浮かび上がった肋骨。更に肌が乾燥し、ハリツヤが無くなり、、髪の毛もコシが無くなったり
女性はホルモンバランスを崩して、月経不良は当たり前。栄養失調はもちろん、貧血、免疫低下で感染症などを引き起こしやすくなり、更に、脳もうまく動かなくなって、意識障害を引き起こしたり、全身だるくなって、起き上がっているのが辛くなる...などなど、まさに百害あって一利無しなのです。
Saint Hoaxさんのサイトでは、他にもディズニーキャラクターを使い、「レイプ注意喚起ポスター」や「DV注意喚起ポスター」など社会的メッセージを含めた作品が多く、今回の画像で気になった方は、ぜひ確認してみてください。
(紅緒)
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