長編映画デビュー作となる『クロニクル』で世界に衝撃を与えた、ジョシュ・トランク監督の最新作『ファンタスティック・フォー』のティーザー予告編が公開されました。
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本作は、マーベルの同名コミックを原作とするアメコミ・ヒーロー映画!
『インターステラー』のような映像が展開されていますが、ヒーローものっぽさをあえて外した作風なのか、それともティーザー予告だからあえてミスリードを誘うような編集になっているのか......!
気になるストーリーは、異次元へのテレポートの実験中に発生した事故で恐ろしいパワーを手に入れてしまった4人の若き科学者達が、その能力を使い、悪に転じた旧友から地球を守る戦いへ身を投じる、というもの。
ちなみに、以前製作された映画『ファンタスティック・フォー』シリーズとは一切繋がりのない仕切り直しです。
Mr.ファンタスティックことリード・リチャーズ
原作ではリードの妻となるインビジブル・ウーマン(右)ことスー・ストームと
原作ではスーの弟であるヒューマン・トーチことジョニー・ストーム(左)
原作ではリードとスーの大学時代の友人であるザ・シングことベン・グリム
原作「ファンタスティック・フォー」は、宇宙飛行中に宇宙線を浴びスーパーパワーを手に入れた、Mr.ファンタスティック(伸縮自在の身体)、インビジブル・ウーマン(透明化&バリア発生)、ヒューマン・トーチ(飛行と発火)、ザ・シング(怪力と皮膚の岩石化)で構成された化学系ヒーローチーム。
原作は、様々な危機を共に乗り越えていく家族の力が描かれるストーリーが多く、他のチームとは違う「ファンタスティック・フォー」の魅力の1つでもあるのですが、本作ではまだ家族になっていない可能性もあるので、その要素はあまり描かれないかもしれません。
むしろ、本作のストーリー作りにはジョシュ・トランクが参加していることもあり、『クロニクル』同様、特殊な能力を突然得てしまった者たちの苦悩と力への向き合い方が中心に描かれそうな予感。
「ファンタスティック・フォー」が異次元でパワーを手に入れたチームという設定は、映画『アベンジャーズ』に影響を与えた『アルティメッツ』が登場するマーベルの別世界「アルティメット・ユニバース」の設定にあったので、映画のための新設定というわけではなさそうです。他の設定も「アルティメット」に寄っているのかな?
また、製作&配給は映画『X-MEN』シリーズの20世紀FOXということで、もしかしてもしかすると、「X-MEN」とのクロスオーバーやキャラクターのカメオ出演などがほんのちょっとだけあるかもしれません。少しでも絡みがあるとファンとしてはすごく嬉しいところですが......。
映画『ファンタスティック・フォー』は、アメリカで2015年8月7日公開予定。
Fantastic Four | Official Teaser Trailer [HD] | 20th Century FOX[YouTube]
(傭兵ペンギン)
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