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懐かしいものからレアなものまで。レトロゲームのガンコントローラ集
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懐かしいものからレアなものまで。レトロゲームのガンコントローラ集

2015-03-03 21:30
    レトロゲーム ガンコン 拳銃型 コントローラー


    『ワイルドガンマン』や『ダックハント』が大好きだった元ファミっ子たちへ!


    【大きな画像や動画はこちら】

    以前、Reddit/Imgurのユーザーのzadocさんが所有する史上最も珍妙なゲームコントローラー集をご紹介しましたが、今回は家庭用ゲーム機のガンコントローラ集をお届けします。

    以下より、Imgurのスライドをご覧ください。



    お持ちなのは11丁ですが、素晴らしいコレクションですね。

    ではzadocさんのコメントから、どれが何のガンコントローラなのか見ていきましょう。

    ■『マグナボックス:オデッセイ』用『エレクトリック・ライフル』(1982年)

    世界初の家庭用ゲーム機だという『オデッセイ』。1972年にデビューしたコンソールですが、このガンコントローラはそれから10年遅れてリリースされたようです。

    『シューティング・ギャラリー』というソフトには4本のゲームが収められており、プレイヤー1が銃を撃ち、プレイヤー2が標的を動かす、驚きのふたりプレイだったとのこと。ちなみに一発ブっ放したらガチャンとリロードしないと次が撃てなかったとか。本格的!


    ■ラジオシャック『テレビ・スコアーボード』用ガンコントローラ(1976年)

    チェーン展開している家電量販店ラジオシャックが売り出していたのがこちら。初代『ファミリーコンピュータ』の『ガン』によく似ています。

    ある時期までは、どの家庭用ゲーム機でもガンコントローラで遊べるゲームが作られていましたが、不思議とどれも初代機にしか作られていないようです。ちなみに購入価格は39.95ドルだったとのこと。


    ■NES用『ザッパー』(1985年)

    海外版の任天堂『ファミリーコンピュータ』用がこれ。日本は古典的なリボルバー拳銃がモデルですが、海外のものは近未来なデザインです。

    トリガーのみオレンジ色でボディーがグレイだった初代ではなく、これは再販されたオレンジ色のもの。zadocさんは、引き金を引いた時のバネの音が懐かしいとおっしゃっています。


    ■セガ『マスターシステム』用『ライト・フェイザー』(1986年)

    「『マスターシステム』用には『ダックハント』のようなゲームはなかったように思うけど、『ミサイル・ディフェンス3-D』は好きだった」とのこと。しかし、片目で照準を合わせて射撃すると、立体視の効果がなくなってしまうゲームだったそうです。

    ちなみに多くの人々は、このデザインがアニメ『赤い光弾ジリオン』に影響を受けたと勘違いしているそうですが、本当はアニメのクリエイターさんが『ライト・フェイザー』から影響を受けたのだとか。


    ■アタリ『XEゲーム・システム』用『XG-1 ライト・ガン』(1987年)

    8ビット・コンピュータの『XE』を家庭用ゲーム機にしてリリースしたアタリ社。当時は『Atari 7800』(1984年)がすでに存在していたと言うのに、任天堂とセガに対抗意識を燃やして作ったのがこのハードだったようです。

    初代機以降は作られなかったガンコントローラ対応ゲームですが、『Atari 2600』と『Atari 7800』用に作られたゲームに、この『XG-1 ライト・ガン』が使用されたため、こちらが唯一ハードウェアをまたいだものではないか? とのこと。


    ■『アクション・マックス』用ガンコントローラ(1987年)

    玩具メーカーのワールズ・オブ・ワンダー社が作った、VHSテープでゲームを再生する(ビデオデッキは別途用意のこと)家庭用ゲーム機『アクション・マックス』。

    zadocさんは、もちろんこのゲーム機も所持していますが、zadocさんは、『Xbox 360』でYouTubeを再生し、『アクション・マックス』のゲームをプレイしたこともあるそうな。


    ■任天堂『スーパーファミコン』用『スーパースコープ』(1992年)

    バズーカ型の赤外線ワイヤレス式で、肩に担いで撃つ巨大なガンコントローラ...と言うよりもバズーカコントローラ?


    ■『メガドライブ』用『メナサー』(1992年)

    任天堂の『スーパースコープ』に対抗して作られたのがこれ。日本では『メガスパイダー』として開発されたものの発売には至らなかったようです。

    これはハンドガンとして使えるだけでなく、肩に当てるスタビライザーをつければバズーカっぽくなり、さらに照準器を2本合体させれば、両目で標的が狙えるのですが...それをやるとスタビライザーが肩ではなく胸に当たるため、使い勝手は悪かったそうです。『スーパースコープ』同様に、あまり猛威を振るわなかったのだとか。続く写真2枚は、スタビライザーと照準器を取り外した同じものです。


    ■コナミ『ジャスティスファイアー』(1993年)

    『メガCD』と『スーパーファミコン』、そして初代『プレイステーション』用ソフト『リーサルエンフォーサーズ』用に使われた、水色のリボルバー『ジャスティスファイアー』。

    他のガンコンたちは電池が必要だったのに対し、これは電池不要。しかもプレイヤー2で使う2丁目は、1丁目の『ジャスティスファイアー』に接続して使うものだったのだそうです。


    ■『セガサターン』用『バーチャガン』(1995年)

    『バーチャコップ』で使われた『バーチャガン』。銃としての重さも持ち合わせており、無骨なデザインもグーですね。


    ■『プレイステーション』用ナムコ『ガンコン』(1995年)

    ソニーは純正で拳銃型コントローラーは作りませんでしたが、ナムコが『タイムクライシス』や『ガンバレット』などのために製造していました。ひょっとしたら、これで『バイオハザード ガンサバイバー』をプレイした方もいるかもしれません。ついでに『プレステ2』用には『ガンコン2』が、そして『プレステ3』には『ガンコン3』も作られています。


    世の中には、他にもコナミからリリースされた『ハイパーブラスター』や、『Xbox』用の銃型コントローラー『ベレッタ M92FS』、さらには『ドリームキャストガン』なんていうものも存在します。

    それにしても、zadocさんが一個人でここまで持っているのは凄いですね...。お次はどんなコレクションが飛び出すのか、楽しみです。


    Old Light Guns Were Awesome[Kotaku]

    岡本玄介

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/03/the-world-of-gun-controllers.html
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